1話 ページ2
Aside
桜が舞い散る春の頃、私は中学3年生になった。
あの日から早くも2年の月日が流れた。
あの頃はとても楽しかった、
そう思ってももう遅く、あの人との思い出は遠くなるばかりだった。
そしていつものように私は学校へ向かう。
学校に着くと、昇降口に人が集まっていた。
今年も同じクラスだね、なんて言って楽しそうに笑っている同級生がいっぱい居た。
３年だからだろうか、1、2年の時よりもクラスに友達が多かった。
教室に行くと数人ほどが来ていて、おはよう、なんて声を掛けてくれる。
私はそれにおはよう、と返して、自分の席に着いた。
教室の１番後ろ、皆は後ろがいいなんてよく言うが、こだわりのない私はあんまり気にしない。
だが、隣が友達というのは嬉しいもので、いいクラスかも、なんて思ったりする。
そして………
あの人が居たらな、なんて考えたりもする。
あの人と同じクラスだったのなんて、小学１年の１回だけ。
今でこそ男子が苦手な私だが、あの頃はそんなことはなかった。
だが、あの頃の私の記憶はあんまりなく、あの人のこともそこまで意識していなかった。
それでも、私の中で膨らむ恋心に私はあの頃に戻りたい、なんて思ったりする。
まあ、そんなのは無理な話だけど。
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スガ - いぇい！さん» 返信遅くなって申し訳ありません！ありがとうございます！先生バージョンとは先生がお相手の話ということですかね？遅くなるかもしれませんが、承知致しました！ (2020年8月9日 9時) (
レス) id: 412a05d814 (このIDを非表示/違反報告)
いぇい！ - 19まで読んだんですけど面白すぎてヤバイです笑 (2020年7月21日 0時) (レス) id: b3944d34d2 (このIDを非表示/違反報告)
いぇい！ - はじめまして！まだ読んでるの途中なんですけどとても面白いです！あの、この作品が終わってからでも良いので先生バージョンもつくってほしいです！本当にできたらでいいので…！これからも更新頑張ってください！ (2020年7月21日 0時) (レス) id: b3944d34d2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：スガ | 作成日時：2020年4月12日 3時
