5話 ページ6
Aside
そして学校から帰り、私は近くのコンビニに来ていた。
このコンビニはあの人と何度か会った場所だった。
コンビニの近くにはあの人が住んでいる。
そのため会いに行こうと思えば、行ける距離なのだ。
だが、私にはそんな勇気はなく、あの人が住んでいる家をチラリと見て家に帰った。
家に帰るとお父さんとお母さん、そしてお兄ちゃんの2人が出迎えてくれた。
私は5人兄妹の末っ子で、他の4人は兄だけだ。
昔から男ばかり居る環境で育っているにも関わらず、私は何故か男子が苦手なのだ。
まぁお兄ちゃんとは歳が離れているため、男子というより、男性に近いからなのかもしれない。
優也「A、風呂空いたよ。入ってきたら?」
「うん、分かった。ありがとう、優にぃ」
この人は四男の優にぃことA優也。
名前の通りとても優しいお兄ちゃんだ。
「ふう……あったかい……」
お風呂に浸かると、1日の疲れが取れていく。
疲れが溜まりやすい私はお風呂に浸かるのが好きだった。
最近は少しでもいい匂いにしようと入浴剤を入れ始めた。
今まで匂いや身なりはあんまり気にしたことはなかったが、最近は凄く気にするようになった。
私は柑橘系の匂いを使うことがほとんどだ。
その理由は私が好きな匂いというのもあるのだが、1番の理由はあの人が好きと言ってくれたからだった。
会えなければ会えないほど柑橘系の匂いを使ってしまう程に私は重症のようだ。
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スガ - いぇい!さん» 返信遅くなって申し訳ありません!ありがとうございます!先生バージョンとは先生がお相手の話ということですかね?遅くなるかもしれませんが、承知致しました! (2020年8月9日 9時) (レス) id: 412a05d814 (このIDを非表示/違反報告)
いぇい! - 19まで読んだんですけど面白すぎてヤバイです笑 (2020年7月21日 0時) (レス) id: b3944d34d2 (このIDを非表示/違反報告)
いぇい! - はじめまして!まだ読んでるの途中なんですけどとても面白いです!あの、この作品が終わってからでも良いので先生バージョンもつくってほしいです!本当にできたらでいいので…!これからも更新頑張ってください! (2020年7月21日 0時) (レス) id: b3944d34d2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:スガ | 作成日時:2020年4月12日 3時