42話 ページ8
『追われている王女様に同情して、その一時の感情だけで行動しちゃって……助けたけど、冷静になってやっと私は彼女の敵なのに…………助けてしまったってことに気づいて。』
ク「それの何が最低なんだ？」
『ｯ…王女様を裏切ることになるでしょう？
私は一度父親に裏切られて苦しんでいる人間。そんな過去があるのに、自分を苦しめたもので他の人を苦しめるようなことをした。絶対にしては行けないと、しないとずっと思っていたのにｯ。』
クロコダイルは何と声をかければ良いのか分からなくなったようで黙っている
『アラバスタに帰ってきた時、心が落ち着くかもと思ってゆっくり街を歩いたの。
今回の旅と合わせて色々な人を見た。
特に変化なく幸せそうにしている者。
水不足に苦しむ者。
王に怒りを抱く者。
事の現況を倒そうとする者。
それを見て楽しむ者。
立場は人それぞれ。私はそれを誰が悪いとか思わない。
ただ、一度着いた立場から離れ、他の方に着くこと……裏切りは悪なの。私の中での悪。
だから、裏切り行為をしてしまった自分を許せなｯ』
最後まで言い終わらないうちに
クロコダイルは私を強くされど優しく抱きしめた
フワッと彼の匂いがした
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千@シャンクス(プロフ) - ありがとうございます！頑張ります(*•̀ㅂ•́)و✧ (2021年11月13日 10時) (
レス) id: e29e542ba7 (このIDを非表示/違反報告)
楓🍁 - 素敵なお話で、続き楽しみです。頑張ってください！ (2021年11月10日 21時) (レス) @page7 id: 91105cadaa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：三十日碧 | 作成日時：2021年11月1日 20時
