36話 ページ2
『じゃあ、行ってくる。』
ロ「気をつけて。」
私はウイスキーピークに向けて出航した
王女様を探しに
───ウイスキーピーク
『一見普通の町ね。』
ここにいる人たちが全員BWの社員じゃなければね
王女様もといネフェルタリ･ビビはイガラムという男と共に潜入しているらしい
『旅人を装おうかしら。』
ふと目に入った店に入る
『オススメのを1杯お願い。』
「少々お待ちを。」
そう言って出てきたのはウイスキー
『ｺﾞｸｯ……悪くないけど、良くもないかな。』
大抵クロコダイルと飲んでいたから上質なものしか飲んでいなかった
そのせいで舌が肥えていたらしい
「おい！海賊が来たって！！」
「何！？」
突然騒がしくなり、次々と客が店から出ていく
『賞金首が狙いか。』
お酒の続きを楽しもうと前に向き直る
『店主もいないとは。』
静かなところで1人酒を飲むのも悪くないか、とまったりしていたが、その静けさもすぐに終わった
宴が行われ始めたのだ
『うぅ……。』
宴の騒がしさに耐えきれず外に出た
『夜風にあたって1人で静かに飲もうっと。』
クロコダイルやロビンは静かだったから、戦い以外の騒がしいのは慣れてないや
−ワァァアア!!!
大人数の叫ぶ声
−パァン!パァン!!
銃声
−キィン、キィン！
剣の交わる音
町中がうるさくなっていく
『この町はいつも騒々しいのか？』
様子を見て見る
先程来た海賊とBWの下っ端が戦っているらしい
『わぁ、オフィサーエージェントのMr.5とミス･バレンタインまでいる。もしかして、王女様を見つけたの？それはダメだわ。私の仕事が無くなる。』
せっかく私ひとりでの仕事なのだから成功させたいのだ
それを邪魔されるのは嫌だ
途中襲いかかってくるBWの下っ端を軽くかわしながら、先を越されないよう急いで王女様を探した
『いた。あれが、アラバスタの王女、ビビ。』
写真通り綺麗な人
今は戦っていて少しボロボロだけどそれでも少し綺麗さが残っている
さすが王女様ってところかしら
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千@シャンクス(プロフ) - ありがとうございます！頑張ります(*•̀ㅂ•́)و✧ (2021年11月13日 10時) (
レス) id: e29e542ba7 (このIDを非表示/違反報告)
楓🍁 - 素敵なお話で、続き楽しみです。頑張ってください！ (2021年11月10日 21時) (レス) @page7 id: 91105cadaa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：三十日碧 | 作成日時：2021年11月1日 20時
