続き(きつね様) ページ38
―――主 side
佐「って事はつまり、俺達はバイパーに拉致られたって事なんだな！？」
ジャ「いや待て何故そうなる！？」
田「俺達が可愛すぎて拉致ったんだろ！？このショタ好きが！！」
ジャ「シバくぞお前！！」
主「へぇ、俺って落ち着いてたんだ？」
カ「おう！落ち着いてた！」
ジャ「お前らも何とかi……何で俺達から離れてるんだよ！！そんな所に居ないでこっちに戻ってk……不満そうな顔をするんじゃない！カリムも真似をするな！」
何か今日は、いつにも増してツッコミがキレッキレな気がするんだけど何があった？
何かこの２人が纏ってる雰囲気的なものも変わった気がする
吹っ切れたような、スッキリしたような顔をお互いしてて……うん、前よりはいい感じになってるんじゃないか？
田「っしゃあ！イグニハイドへ戻るぞ！」
佐「おう！刺客も何とかなったみたいだしな！」
主「あばよ２人とも！もう二度と出会わない事を祈ってるぜ！」
ジャ「同じ学園に居るんだから無理に決まってんだろうが！」
カ「オレと田中は同じクラスじゃないか〜！」
田「悪い、俺はお前に近付くと腹から音が鳴る病気なんだ……！」
カ「そうなのか！？」
ジャ「ただ腹が減ってるだけだろーが！！」
田「何でバレてんだよ！」
ジャ「バレるに決まってるだろ！ナメてんのか！？」
何やかんやありつつ、俺達は昨日１日世話をしてくれた２人にお礼を言って帰った
今度遊びに来た時は宴をやるから楽しみにしててくれ！そう言ったカリムとジャミルの顔は、いつもよりも幼くそれでいて年相応の輝かしい笑顔をしていた
―――ジャミル side
カ「帰っちゃったな」
ジャ「ああ」
カ「昨日は楽しかった」
ジャ「俺は疲れただけだけどな」
カ「でも……、オレ嬉しかったんだ。ナツメがあの時言ってくれた言葉」
ジャ「………」
ーーーその時は、おれがお前らのこのがくえんでさいしょの"ともだち"になってやるよ！
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(きつね様、リクエストありがとうございました！)
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作者名：抹茶ラテ x他1人 | 作成日時：2020年8月6日 23時
