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―――主 side
今日から授業が開始される
俺と田中はC組、佐藤はE組になってしまい俺達は名残惜しくも別れる事に
主「佐藤ッ!俺らの事、忘れんじゃねーぞ!?」
佐「安心しろナツメ!必ず帰ってくるからな!」
主「ああ!お前の事信じてるぜ!」
佐「ナツメ!」
主「佐藤!」
ーーーバシィッ! バシィッ!
田「いいからはよ来い」
主「ぐはぁッ!田中のキツい一撃!」
佐「やべぇ、俺に50000のダメージが…!」
主「俺、50…ッ!」
田「差があり過ぎだろ!」
そんな風にふざけていれば、田中に首根っこを掴まれC組に連行される
C組には、重要キャラのカリムとジャミル、リドルが居た
田中と佐藤の2人には、なるべく避けていたい人物の名前を教えてあるし、2人も厄介事は極力避けて通りたいと言ってたから多分大丈夫
3人から離れた席に座り、最初の授業である魔法史の授業が始まった
意外と魔法史は面白く、隣で眠りそうな田中を眠らせない為に色々やりながら何とか授業を終えることが出来た
イグニハイド寮の生徒が普通にクラスに来て授業を受けるのが珍しいようで、チラチラとこちらを見る生徒達
そんなに珍しいか?天然記念物並?
主「次行こーぜ」
田「次なんだっけ?」
主「体力育成」
田「お〜、走り込みやりてぇな」
主「俺はバタフライしたい」
田「もし生まれ変わったら?」
主「鶏になる」←
田「せめて普通の鳥になりたいって言えよ」←
そうこう話しながら運動場に到着。各自、バルガス先生から箒を渡され飛行術の練習をするよう言われた
飛んだ事ないけど大丈夫か?落ちない?死亡フラグ?え、死ぬ←
箒に跨り、カリムとジャミルの騒がしい声をBGMにしてゆっくりと浮遊する
自分でも薄々思ってたけどさ、俺って顔は爽やかイケメンなのに成績とかオーラが
現にさ、田中と騒いだりしても重要キャラ達はこっちを見向きもしてないし、1時限目の授業しかまだ過ごしてないけど、ジャミルやリドルらへんに『こんな奴居たっけ?』みたいな目で見られた
やったねたえちゃん!俺、勝ち申した!
そんなこんなで、取り敢えずはモブ生活を謳歌してやろうと思ってる訳でございますよ。え、田中?アイツなら、今箒と共にランデブー逃避行してるぜ(笑)←
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作者名:抹茶ラテ | 作成日時:2020年7月12日 22時