【募集企画】２年３組ｗｅｉｒｄｏｅｓ【リレー小説】

悪夢が始まる話/None ページ39

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　翌日、この学校の校長・樋崎正彦と副校長・結乃麻亜枝露は校長室でミーティングをしていた。

樋崎「結乃麻さん、初日はどう行きましたか」
結乃麻「怖いくらい穏便に行きましたわ、やはりあの問題児と小林先生の隔離は上手く行きましたね」
そう去年とは違い、平和なミーティングをしている二人の間の空気は自然と和んでいた。


まぁなんにせよ、去年は──…２年３組の面子が入学した年は、災難だったのである。去年の今頃、二人は焦って例の生徒達の通知表や通信簿などを確認し直していたであろう。

そんな非常事態を経験した二人にとって今年の入学式は平和に、そして微笑ましく終わったのだ。


樋崎「さて、平和な一年の幕開けという所か」
結乃麻「ええ」


樋崎「ではこの資料をもう一度──」
『読んでおこう』、そう言おうとした樋崎を、東校舎──丁度２年３組のクラスがある場所──から聞こえてきた爆音が遮った。









───さて、楽しい楽しい一年(悪夢)の幕開けだ。




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作者名：白目黒口

ルナストーン様の結乃麻亜枝露さんをお借りしました。

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