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臣side
岩田のところに行かせたくなくて
つい、
抱きしめてしまった。
「や、やだよ。
臣くん離して........
こんなことしちゃだめだよ。」
明らかにその声は震えていて、
また泣かせちゃた
って罪悪感が湧き出てくる。
でも、離せなくて。
俺も自分をコントロール出来ずに、
泣きそうになる。
「お、臣くん........泣いてるの？」
鼻を啜った音が聞こえたのか、
不安そうにこちらを向くA。
臣「泣いてねぇよ。」
「嘘だ！........じゃー、なんで耳赤いの？」
Aは、そう言うと
俺の耳を指さして、
悲しそうに笑った。
「臣くんってね、恥ずかしかったり、無理してる時........
耳赤くなるの。」
臣くんのことなんて、全てお見通しなんだから........
って言うと鼻を啜って
また、悲しそうに笑った。
「じゃー、もう寝るね！
おやすみ、臣くん！」
一瞬でぱっと明るくなったA。
すると、振り返りもせずに中に入り、ドアを閉めた。
頭の中に、
そのドアの閉まる音と
Aのさっきの言葉がリピートする。
すると、反対の方向から
またドアの音が聞こえて振り返ると、
いきなり腰に回る細い腕。
美奈「やっぱり、Aちゃんじゃないとダメなの？
お願いだから
広臣
........離れていかないで。」
広臣がいなくなったら、私ひとりになっちゃう
って消え入りそうな声で呟いた美奈。
ただ、俺は抱きしめ返すことしか出来なかった。
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☆臣くん隆くん★ - 臣！…岩ちゃん見ちゃったか…それは辛いな。主人公ちゃんかわいそう…なんか臣と復縁しそうな感じですね…笑 (2015年11月28日 11時) (
レス) id: 7f391697b6 (このIDを非表示/違反報告)
girlfriend - はまりますね~ 更新頑張って下さい！ (2015年11月28日 10時) (レス) id: 2c0d91b0e8 (このIDを非表示/違反報告)
みりあ(プロフ) - 続きが楽しみすぎてヤバいです！！いっぱい更新してほしいです！ (2015年11月27日 23時) (レス) id: 8ff58f6418 (このIDを非表示/違反報告)
岩ちゃんLOVE - もっといっぱい更新してください。いつも楽しくこの小説を拝見してます。応援してます (2015年11月27日 22時) (レス) id: d30d742a7e (このIDを非表示/違反報告)
つーちゃん(プロフ) - ぎりぎりのところで助かるってゆうパターンでお願いします！！！！！ (2015年11月27日 20時) (レス) id: 888013c3ec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蒼井 | 作成日時：2015年11月14日 15時
