ep.16 ページ17
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そして弱い私は断ることも受け入れることも
出来ずに誠也との”友達以上恋人未満”
というずるい関係が始まった。
葵には、変に心配させたくなくて彼氏の
浮気癖が原因で別れたことだけを伝えた。
葵「何それ許せない！ぶん殴りたい！
そんなやつ忘れて新しい出会い探そう」
と言いながら二人で笑った。
それを隣で聞いたいた誠也だけが、
少し複雑そうな顔をしたのは見ないふりした。
そんなずるい関係のまま、2学期に入り、
真鳥先輩、葵、誠也、私の懐かしいメンバーで
地元の秋祭りに行くことなり、なぜか
グループメールでいつのまにか浴衣を
着ることになり、着付けのできない私は
葵の家に行き、着付けも髪も全てしてもらった。
『葵は本当器用だな、ありがとうね！』
葵「いやいや、たいしたことしてないよ(笑)
…ねえA、ずっと聞けなかったんだけど」
急に葵が真面目な顔をするから、
何かの相談なのかななんて考えてた。
でも、葵から発せられた言葉は予想とは違った。
葵「なんで誠也のファンから嫌がらせされてるの
私には相談してくれなかったの、？
気付けなかったのは私が悪いけど、でも、
一人で抱えずに言ってほしかった。」
『…なんで葵そのこと知ってるの？』
葵「何ヶ月か前に3年の下駄箱で喧嘩？
してる声が聞こえて行ったら
誠也と2年の女の子何人かいて…
盗み聞きしたら、誠也が怒りながら
「いい加減A先輩に嫌がらせするの
やめたら？あんたらそんな暇なん？
俺そういう子ほんま嫌いやで」
って言ってて、それで初めて知った。」
『誠也そんなことしてくれてたんや…
葵に変な心配かけたくなくて黙ってた。
ずっと言えなくてごめんね。』
「頼ってくれなくて寂しかった」なんて
笑う葵に、もう嘘はつきたくないと思った。
そして、元彼のこと、誠也とのこと
全部話してみようって思った。
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みつき - 感動して泣いてしまいました。素敵なお話ありがとう！ (2018年12月7日 14時) (
レス) id: 35b755198c (このIDを非表示/違反報告)
.azuki＃(プロフ) - なぁちゃま様 コメントありがとうございます嬉しいです(〃ω〃) 私には有り難すぎる言葉の数々光栄です、これからクライマックスに向けて更新していきます、今度ともよろしくお願いいたします★ (2018年5月15日 14時) (レス) id: 1ab65acc95 (このIDを非表示/違反報告)
なぁちゃま(プロフ) - もう終わっちゃうんですか？寂しいですね^_^;今回のお話も大好きで通知来るたびにすぐ見ていました！これからも更新楽しみにしてます。頑張って下さい(*´∇｀*) (2018年5月13日 22時) (レス) id: dcdf12e5e5 (このIDを非表示/違反報告)
.azuki＃(プロフ) - Limeさん» Lime様 コメント本当にありがとうございます。そう言っていただけてとても嬉しいです（ ; ; ）これからもゆっくり更新になっちゃうかもしれませんが、是非よろしくお願いいたします。 (2018年4月17日 18時) (レス) id: 1ab65acc95 (このIDを非表示/違反報告)
Lime(プロフ) - 私は関西で末とまとくんが一番好きなのでこの作品の更新がすっごい楽しみです！前作もすごく面白かったのでこれからも頑張ってください。 (2018年4月17日 17時) (レス) id: 1005e42da6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：.azuki＃ | 作成日時：2018年4月10日 17時
