夜を纏いし者 (ページ15)

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堂々とページ15

グゥオォオオオオオオオオン…

「……咆抗？」

モンスター？のその声に､鼓膜がじぃん､と痛む｡

「……？ジュディスの匂い､するです｡それと､レイブン達の匂いも……」
「……漸くきた､か｡全く｡僕らを何で待たせ……」

憎まれ口を叩こうとするシンクだが､視界に入るとある光景にいいかけ､口をあんぐりとあける｡

「何だあの空飛ぶでっかいのは…！」

ピオニーが目を見開く｡
その先には異様な光景｡

体は青く､口は大きく全てを飲み込みそうなぐらい｡白い翼を羽ばたかせる空を泳ぐように移動するその巨体の持ち主は､何処か鯨を彷彿とさせる｡

しかし､驚くことはまだある｡

その体の下には何か……嫌､船が繋がっていた｡その船には､手をふるユーリ達｡
その堂々とした鯨の姿は､力を持った王者を彷彿とさせられてその場の者は背筋を凍らせる｡

……一体､これは……

「みんな､バウルに驚いてるね！」
「……バウルはエンテレケイアなのよ｡当たり前じゃない｡」

エンテレケイア｡
魔物の中で最も力を持つ存在｡そして､世界の調和をとるバランサー｡

そしてバウル､と言う名前は……彼らエンテレケイアの王とも言える存在｡

彼らは数秒後､大声を上げた｡

「「「「「「っはぁああああああああああ！？」」」」」」

数年たって原作より二年前にメンバー揃ったので早速会議タイム｡バwwウwwルwwおwwまwwっwwうぇっwwwwby作者ﾚｲﾔ