＿ ページ10
帳に着いた首塚はその奥に人影があることに気が付いた
『...五条先生？』
「あれ、羽鶴？」
奥にいた人物は五条だった
『まさか...！』
「あぁ、僕は入れない。代わりに全員が入れる。」
聞かずとも自身の頭で正解を出した首塚に冷静に返す五条
とりあえず触れてみようかと手を伸ばした首塚だが、触れたところが瞬時に光り勢いよく後ろの木に叩きつけられた
『うっ！！』
「羽鶴！？」
『...先生、どうやら私を逃がさないものでもあるらしい。』
「うわぁ、まじかよ。」
『私にはどうにもできないねぇ、目使って一人しかいないところに加勢してくるよ。』
「おっけー、壊したら僕もちょっと暴れようかな。」
『...乱暴してしまうんじゃないか？』
「まさか、元よりそのつもりだよ。」
予想通りの返しに少し苦笑いし、敵に訪れるであろう結末に同情する
口角をあげ、自身の目に力を流す
帳が下りて少しした頃
ゲームから脱落していた天上の近くの木の上から一つの呪霊が迫っていた
「やぁ坊主、君からアタシの憎い女の匂いがすんだよ。だから今から乱暴するね！」
女性特有の高い声で呑気に予告をし呪力を飛ばす呪霊に舌打ちをすると、飛んできた呪力を避け相手に迫る
自身の上着の内側から短刀を取り出し、手に構えながら相手へと飛ぶ
天上が彼女の高さに到達する直前に飛び降り、攻撃を避ける
入れ替わるように木に立つと、呪霊に向かって術式を発動させる
「”双”」
二つの呪力の塊が呪霊を挟むように出現すると、攻撃がくると思ったのか逃げるように空中に飛ぶ
だが攻撃は飛んでこなかった
空中で避ける間もない呪霊に短刀を構え、再び突撃するが体を捻り避ける
嘲笑を浮かべ着地し、余裕そうに下を出し挑発しているのを確認すると天上は指を鳴らした
瞬間、呪霊の身体から両腕が吹き飛ぶ
「はっ、挑発してきたのにこの様か。俺、あんたに勝てるな。」
自身の手のひらを見ながら呟いてる天上
告げられた呪霊は顔を赤くして怒り、そのまま天上へと走りだす
「くそっ、生意気な坊主がぁぁぁああ！！」
「”歓”」
勢いよく突っ込んできた呪霊に術式を使うと、その呪霊は後方へと吹き飛ばされる
近寄って確認してみれば、完全に祓われた様子だ
「二級程度なのに意思疎通可能...妙だな。」
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知り合い１ - プスメラウィッチさん» また、紫水から聞いた話ではこの話は五条落ちではないそうです。そもそも原作キャラクターとの恋愛は無いだろうと言っていました。これ以上はネタバレになってしまう危険性があるためなんとも言えません。 (2021年12月26日 14時) (
レス) id: 32891b0445 (このIDを非表示/違反報告)
知り合い１ - プスメラウィッチさん» すみません、今現在この夢小説を修正しているのは本人ではありません。紫水本人は今現在、他のことに精力を尽くさなければならないので、お待ちいただけると知り合いである私としても幸いです。 (2021年12月26日 14時) (レス) id: 32891b0445 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ - 紫水さん初めまして、この小説は五条悟オチですか？続き頑張って下さい。応援してます。 (2021年12月26日 13時) (レス) id: 6c0ddf792c (このIDを非表示/違反報告)
知り合い１ - 新しく話を追加することは無いのでご了承ください。また、なるべく紫水の書き方に寄せるつもりですが、少し違和感を感じるかもしれません。後に本人がさらに修正すると思うので、それまでお待ちください。 (2021年12月26日 12時) (レス) id: 32891b0445 (このIDを非表示/違反報告)
知り合い１ - 心残りがあるようなので、代わりに修正をしてほしいとのことで参りました。 (2021年12月26日 12時) (レス) id: 32891b0445 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫水 | 作成日時：2021年1月15日 23時
