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交流会ノ前ニ ページ3






「悟は遅刻だ。」


(バカ)が時間通りに来るワケねーだろ。」


「誰もバカが五条先生のこととは言ってませんよ。」



共通の敵に対しての会話をしていると、釘崎、パンダ、狗巻を押しのけて話題の中心である五条がやってきた
キャスター付きの台の上に箱を乗せ、その上に変な人形を乗せている


人形は京都校の生徒へのお土産らしい、歌姫のはないようだ
渡し終えると、今度は自身の生徒達の方へ勢いよく振り返る



「そして、東京都のみんなにはこちら!!
故人の虎杖悠仁君で〜す!!」


「はい、おっぱっぴ〜!」



元気よく登場した虎杖だったが、それに虎杖が期待していたような反応をする者は誰一人としていない
少し涙を浮かべている釘崎に罪悪感を覚え、虎杖は素直に謝っていた

和むとは到底言えない空気の中、変更せねばならない作戦を練るために踵を返す一同
だが首塚だけは五条に手首を掴まれ庵も連れて人のいない部屋へと連れていかれた









 




 


「話って?」



机の上に置かれる二つの緑茶
しかし、部屋には三人の人物がいる

歌姫は緑茶を少し啜り、机にコトッと置くと話を始める



「?なんでキレてんの?」


「別にキレてないけど...。」


「だよね僕何もしてないし。」


『そういうところだろう?』



首塚の呟きに共感したのか、斜め前に座る彼女に向かってグットサインする歌姫
それを無視して五条は話を進めた



「高専に呪詛師...或いは呪霊と通じている奴がいる。」


「ありえない!!呪詛師ならまだしも呪霊!?」


「そういうレベルのが最近ゴロゴロ出てきたんだよね、本人は呪詛師だけと通じてるつもりかもね、羽鶴。」



前置きが終わり五条からバトンを受け取ると、歌姫の方に向き話し始めた



『この前、前から疑いをかけていた補助監督がスパイであることが判明しました。
出口柚良、呪詛師に心酔している様子でした。術式や戦闘方法においては不明です。』


「あの子が?少し前まで京都校で見てたけど真面目な子だったわよ?」


「この目ではっきりと見たさ。彼女は”あっち側”だ。」


「そう。」




真剣な二人の様子に事実なのだと感じた歌姫は、少し悲しい顔をしたが今度は神妙な顔つきで口を開いた



「...私が内通者だったらどうすんの?」


「ないない、歌姫弱いし、そんな度胸もないでしょ?」



怒りの表情を浮かべる歌姫に危険を察知したのか、首塚はそそくさと外へ出た

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知り合い1 - プスメラウィッチさん» また、紫水から聞いた話ではこの話は五条落ちではないそうです。そもそも原作キャラクターとの恋愛は無いだろうと言っていました。これ以上はネタバレになってしまう危険性があるためなんとも言えません。 (2021年12月26日 14時) (レス) id: 32891b0445 (このIDを非表示/違反報告)
知り合い1 - プスメラウィッチさん» すみません、今現在この夢小説を修正しているのは本人ではありません。紫水本人は今現在、他のことに精力を尽くさなければならないので、お待ちいただけると知り合いである私としても幸いです。 (2021年12月26日 14時) (レス) id: 32891b0445 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ - 紫水さん初めまして、この小説は五条悟オチですか?続き頑張って下さい。応援してます。 (2021年12月26日 13時) (レス) id: 6c0ddf792c (このIDを非表示/違反報告)
知り合い1 - 新しく話を追加することは無いのでご了承ください。また、なるべく紫水の書き方に寄せるつもりですが、少し違和感を感じるかもしれません。後に本人がさらに修正すると思うので、それまでお待ちください。 (2021年12月26日 12時) (レス) id: 32891b0445 (このIDを非表示/違反報告)
知り合い1 - 心残りがあるようなので、代わりに修正をしてほしいとのことで参りました。 (2021年12月26日 12時) (レス) id: 32891b0445 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:紫水 | 作成日時:2021年1月15日 23時

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