黄昏時ニ希ウ【呪術廻戦】

愁イノ感情 ページ18

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こんにちは、役立たず三輪です！！




自分で役立たずとは言いつつも「まぁそこまででもないっしょ？」と思ってました




でも特級呪霊の襲撃でみんなが命懸けで戦っている中、爆睡ちゃんをかましてしまい肩身が狭いです




あと私の刀折ったの誰ですか？真衣のお姉ちゃん？




そんなこんなで中止と思われた交流会




とりあえず一日休みを挟んで





私たちは今、野球をしています！！！








「って、生はどこに？またいないんですが...？」


「あ！そういえば首塚先輩もいねぇじゃん、用事？」




バットを持つ三輪とミットを構える虎杖の疑問に、審判をしている五条が答える




「生は寝てる、さっきおこしに行ったけどぐっすりだったから放置。羽鶴は用事で朝から出てるよ。」









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一輪の橙色の花とそれを囲むようにデザインされた白色の花を挿す




二つの花束の間に置かれているコップに水を注ぐ




再び水を桶から柄杓で掬い石の上からも灌ぐ




ライターで火をつけた線香を器に置くと、首塚は目を閉じて手を合わせた






『父さん....。』






一応いうが、今日は別に彼の命日ではない
かといって出会った日とか誕生日とか何かしらの記念があるわけでもない






『お面、壊してしまったよ。申し訳ないね。』





目を開くとしゃがみ込み、墓石をジッと見つめる
隣に並ぶものとは違い、家紋も名前も書かれていない





『......結局、貴方も私に名前を教えてくれなかった。』





”父さんが名前を教えてくれたら私も教えるさ”

家族として暮らしてから一年経ち、やっと名前についての話題が出たかと思えば変な約束を交わしたことを思い出す






『いつまでも”嬢ちゃん”なんて呼び方をして虚しくなかったのかい？』





どれだけボロボロになっていても外すことなく、ずっと顔を覆っていた白い布を取ると本来ならば名前が彫られているであろう場所に結び付けた





『今日は報告に来ただけさ、貴方の好きな物なんて知らないし何時迄経っても知ろうとは思わなかっただろうよ。だって知りたくなったら弄ってくるだろう？』




微笑みかけると、今度は左目に手を当て義眼の中心をコツンと突いた

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