本来ノ力 ページ2
「羽鶴〜？おーい羽鶴チャン〜？」
ハッとして周りを見渡す
昔のことをやけに長く考えていたように思うが、あまり時間は過ぎていないらしい
「で、羽鶴チャンの本来の力について説明してたんだけど？」
五条が声をかけるも、首塚は押し黙ったまま口を開かない
「聞いてなかったのね！」
『すまない。』
申し訳なさそうにする首塚を見て少し狼狽えた五条だが、頭をポンポンと撫で話を続けた
「まぁ、羽鶴ちゃんは加護がかかってた、未完成だったとは言え、他人の術式で領域展開できちゃうほどの才女だから、本来の術式を少しだけ開放しちゃえばすぐに領域展開まで使えると思うよ。」
『先生が褒めるなんて、珍しいね。』
「悟って呼んでくれればいいんだよ？」
可愛い子ぶる五条に、今度は意図的に黙り込む
「無視しないで！？まぁ、取り合えず本来の術式は交流会までに完成させるよ？」
『交流会って明後日では？』
「うん、だから今から特訓ダヨ！！」
そして交流会当日
現在首塚は、目の下に隈を作り、眠そうに布の上から目を擦っていた
その様子を珍しそうに見る二年生と伏黒だが、そこに大きな声をあげて釘崎がくる
「なっなんでみんな手ぶらなのー！？」
認識と事実の食い違いにより、絶望を感じている釘崎
パンダの説明により理解した彼女は、去年、東京校が圧勝した原因である乙骨に恨みの言葉を吐いていた
「そういや羽鶴は行ったんだっけか？」
『あぁ、五条先生に連れられてね。当日にいきなり言われたんだけれど、全部先生が準備していて少し引いた。』
腕を暖めるように摩る首塚に、全員が同調してなんとも言えないというように声を出した
「ツナ。」
自身らの先生に引いていると、入り口の方から複数人の足音がする
「来たぜ。」
「あら、お出迎え？気色悪い。」
「乙骨いねぇじゃん。」
「うるせぇ早く菓子折り出せおら。」
「しゃけ。」
「腹減ってんのか？」
『別にそういうわけではないでしょう。』
「お。羽鶴じゃねぇか、元気か？」
『あぁ、東堂さんも元気そうで...。』
「名前で呼べって、つれねぇなぁ。」
生徒らが自由に話していると、呆れたような声を出す京都校の引率である庵が首塚に声をかけた
「羽鶴、あの馬鹿は？」
『いつも通りさ。』
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知り合い１ - プスメラウィッチさん» また、紫水から聞いた話ではこの話は五条落ちではないそうです。そもそも原作キャラクターとの恋愛は無いだろうと言っていました。これ以上はネタバレになってしまう危険性があるためなんとも言えません。 (2021年12月26日 14時) (
レス) id: 32891b0445 (このIDを非表示/違反報告)
知り合い１ - プスメラウィッチさん» すみません、今現在この夢小説を修正しているのは本人ではありません。紫水本人は今現在、他のことに精力を尽くさなければならないので、お待ちいただけると知り合いである私としても幸いです。 (2021年12月26日 14時) (レス) id: 32891b0445 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ - 紫水さん初めまして、この小説は五条悟オチですか？続き頑張って下さい。応援してます。 (2021年12月26日 13時) (レス) id: 6c0ddf792c (このIDを非表示/違反報告)
知り合い１ - 新しく話を追加することは無いのでご了承ください。また、なるべく紫水の書き方に寄せるつもりですが、少し違和感を感じるかもしれません。後に本人がさらに修正すると思うので、それまでお待ちください。 (2021年12月26日 12時) (レス) id: 32891b0445 (このIDを非表示/違反報告)
知り合い１ - 心残りがあるようなので、代わりに修正をしてほしいとのことで参りました。 (2021年12月26日 12時) (レス) id: 32891b0445 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫水 | 作成日時：2021年1月15日 23時
