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五条悟ト ページ1

『は...?そんなわけないだろう?』



一瞬目を見開いたが、呆れたという表情になる首塚
それでも彼女の目を見つめたまま追い立てるように話を進める五条



「僕の眼に間違いはないよ、その術式は羽鶴の術式じゃない。全くの別人のものだ。
羽鶴には”彼ハ誰時呪法”とは無関係の術式が刻まれている。」


『納得できないな、ではなぜ私はこの術式を使えるんだい?その術式が刻まれていないのに何故か術式が使える...?見当違いな発言もほどほどにしたらどうだい?』


「事実だよ、気づいてんだろ?お前自身も。だから僕の指示に従った、違う?」


『っ...、だが!』



図星を突かれたかのように一瞬たじろぐ首塚だったが、食い下がらず反論しようと声をあげる
しかし、そこから言葉が紡がれることはなく、黙り込んでしまった



「...認めたくないんだろ?というか思い込みたいって感じか。そりゃ発見した当時はすげぇ喜んでたもんな、”あの人”と同じだって。」


『っ!』



ギリッと歯を食いしばり、拳をギチギチと握りしめる
見透かされていたことによる羞恥心か、それとも屈辱感か
それらを耐えようとしている首塚がかけていた布を五条が取り払う


それにより露わになった歪まれた顔に少し鼻で笑う五条



「そんな顔初めて見たんだけど、ウケる。」


『っ...はぁ。』



いつも通り煽ってくる五条に、ここで怒っても仕方ないだろうと一人納得し落ち着く首塚



『...これだろう?』



話を進めよう、何かに縋るのを諦めたような、どこか吹っ切れたような表情で口を開く
それとともに自身の太ももにベルトでつけている能面を取った



「そうそう、あとはこっちの眼ね?」



音符がつきそうなほどルンルンとした様子で近づくと、封印されて印が刻まれている左目を指さした



『...あぁ、”義眼”のことですか?』


「そうそう!だってそれ、”あの人”からの贈り物でしょ?それから羽鶴を守れっていう感情がビシビシ伝わってくるんだよー?」



正直こわーい、悟君泣いちゃう!と腕をさすりながら泣く真似をする五条に冷ややかな視線を向けるも、『私を守れ...』と声を漏らしながら左目に触れる首塚







天を見上げ、少し橙色に染まってきた空を視界に入れれば、自身の昔の記憶が脳内を巡り始めた









過去編ヘ進ム



http://uranai.nosv.org/u.php/novel/shiroiko4613/

本来ノ力→



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知り合い1 - プスメラウィッチさん» また、紫水から聞いた話ではこの話は五条落ちではないそうです。そもそも原作キャラクターとの恋愛は無いだろうと言っていました。これ以上はネタバレになってしまう危険性があるためなんとも言えません。 (2021年12月26日 14時) (レス) id: 32891b0445 (このIDを非表示/違反報告)
知り合い1 - プスメラウィッチさん» すみません、今現在この夢小説を修正しているのは本人ではありません。紫水本人は今現在、他のことに精力を尽くさなければならないので、お待ちいただけると知り合いである私としても幸いです。 (2021年12月26日 14時) (レス) id: 32891b0445 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ - 紫水さん初めまして、この小説は五条悟オチですか?続き頑張って下さい。応援してます。 (2021年12月26日 13時) (レス) id: 6c0ddf792c (このIDを非表示/違反報告)
知り合い1 - 新しく話を追加することは無いのでご了承ください。また、なるべく紫水の書き方に寄せるつもりですが、少し違和感を感じるかもしれません。後に本人がさらに修正すると思うので、それまでお待ちください。 (2021年12月26日 12時) (レス) id: 32891b0445 (このIDを非表示/違反報告)
知り合い1 - 心残りがあるようなので、代わりに修正をしてほしいとのことで参りました。 (2021年12月26日 12時) (レス) id: 32891b0445 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:紫水 | 作成日時:2021年1月15日 23時

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