お出かけ ページ6
「で、ここで何すんだよ。」
一年生4人でどっかに出かけよう
誰が言ったか覚えてはいないが、入学して間もなくにした最初の約束
主に湖羽の都合が合いづらく、どうしたものかと頭を抱え込みそうなとき急に舞い降りた朗報
一日だけ急に任務が無くなり暇になったのだという方向であった
そして本日がその日である
あまり外で遊んだことのない五条と興味のない湖羽を放置し、夏油と家入が考えたプランになった
「まぁまぁ、とりあえずゲームショップ行こ。」
夏油の言葉に首を傾げ、なぜかと五条が問う
すると家入と夏油は目を少しキラキラとさせながら答えた
「「w〇iを買いにいくんだよ。」」
(※2006年12月に任〇堂から発売されましたが、ここはまぁ都合で....。)
目当ての店に着くと当の二人は一直線に売り場へと急ぐ
人波を気にせず潜り込み、ひと箱に手をかけると抱えて五条と湖羽の元へと帰る
夏油の腕の中にはゲーム機のセット、家入の腕の中には追加のリモコンが一本ある
因みに二人が走っていったところでは、少し引いたように見送る五条がコクコクと頭を揺らし寝そうになっている湖羽の手をはぐれないように握っていた
次に訪れたのはゲームセンター
買ったゲーム機は邪魔になるということでコインロッカーにしまわれている
「なんで先にゲーム買ったんだよ...。」
「分からないのか?悟。」
「売り切れるからに決まってんだろクズ。」
『...。』
「お前は寝んな、この二人落ち着かせろ!」
『諦めろぉ...』
「寝るんじゃねぇぇぇぇ!!」
湖羽の肩を掴み、勢いよく揺する五条を二人がかりで引きはがすと夏油が疑問を口に出した
「なんで白霊はこんなに眠そうなんだい?」
「あぁ、昨日の夜まで任務詰め込みだったみたい。なんでも夜中にだけ現れる呪霊だったとか。」
家入の言葉に再び湖羽の方を見ると、白く透明感のある綺麗な肌に隈があることに気が付く
元々幅の広い涙袋に隠れていたため気付かなかったが、黒くくすんでいた
「ちっ。おい、ぷりくら(?)ってやつやればいいんだろ?それやったら帰るぞ、あとは次行きゃいいだろ。」
湖羽の目下をスッとなぞり、舌打ちをした五条が提案をする
意外な言葉に少し目を見開く夏油と家入だが、それには賛成のようで首を縦に振った
その顔は少々にやついていたことは無視をした
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紫水(プロフ) - プスメラさん» 応援のコメントありがとうございます。展開についてお話することは出来ませんが、これからも頑張らせていただきます! (2021年1月25日 16時) (レス) id: daf4abea6a (このIDを非表示/違反報告)
プスメラ - 紫水さん初めまして、この小説は五条悟オチですか?続き頑張って下さい。応援してます。 (2021年1月25日 8時) (レス) id: 8685377221 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紫水 | 作成日時:2021年1月23日 15時