検索窓
今日:2 hit、昨日:3 hit、合計:11,643 hit

じょしでーと 2 ページ41






高専へ帰るまで、湖羽の心の内で考えていたのはその疑問だった





「ただいまー。」



『...ま。』



「おかえり。」



「略すんじゃねぇよ。」





談話室に入る際挨拶をしてみれば、夏油も五条もその場で待っていた
若干苛立っている五条の隣には、抑えるように肩に手を置く夏油



「白霊、もう寝る?」



『寝る。』



「おっけ、おやすみ。」



「おやすみ。」



「...み。」



『略すな。』




自室側の出口へと歩き、部屋を出ようとしたところで一人呟いた





『悟、傑。ドンマイ。』




「「....ん?」」




二人には真相は分からなかったが、家入は呆然とする男二人にふき出した





 






 















『...三人の中で誰と付き合うって聞かれたら、絶対硝子って言う。』




『だって、他二人、普通の女子からしたら論外でしょ。』










 









【ちょこっと番外編】



「そういえばさ、」



「「ん?」」



「白霊の腕章って何なんだろう。」




ある日

家入のふとした言葉に三人は頭を悩ませた



冬服の時には腕章としてつけ、それ以外の時には髪飾りとして

必ずと言っていいほど身に付けている王冠をつけた梟




毎日身に付けているのであれば大切なものには違いない
本当に幼い頃から持っている、特級呪術師になるまでの過程でいた師匠(仮想)がいてその人から受け継いだ、そもそも人から貰ったものなのか?

じゃあ同じジャ〇プの〇魂の登場人物のようにあれが本体、もしくは梟の腹にある宝石が心臓なのでは、じゃあ実際に生きている彼女はただの器に過ぎないのか、器と言えば何かの呪霊にでも憑かれているのか、器と言えば割った皿の分買い足してないな...など三人で頭を回し考えるも、捻り出てくる答えはにわかに信じがたいものばかり



そんな状況に一つの光が差し込んだ




『...何してんだ?』




本人が登場したのだ
聞くしかあるまい、そう思った三人は勢いよく彼女に詰め寄る




「その腕章?髪飾り?なぜいつもつけているんだい?」



「おい、皿買うから選べ。」



「梟のおなかにある宝石が心臓なの?」



「日時はメールで送っから。」



約一名違う話をしているが、誰も気に留めず
視線が集まっている湖羽はきょとんとして答えた




『ペット。』



「「「え?」」」




その日から毎日、梟が動くのか見張られるようになったことは湖羽は知らない

隈→←じょしでーと



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (3 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
9人がお気に入り
設定タグ:呪術廻戦 , 五条悟
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

紫水(プロフ) - プスメラさん» 応援のコメントありがとうございます。展開についてお話することは出来ませんが、これからも頑張らせていただきます! (2021年1月25日 16時) (レス) id: daf4abea6a (このIDを非表示/違反報告)
プスメラ - 紫水さん初めまして、この小説は五条悟オチですか?続き頑張って下さい。応援してます。 (2021年1月25日 8時) (レス) id: 8685377221 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:紫水 | 作成日時:2021年1月23日 15時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。