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無茶 3 ページ31










『どうせ悟はすぐになるよ、特級。十分強いし。』





狂ってるし、と付け足して口元を布団で隠す
一応褒めたためか一瞬頬を緩めた五条だが、付け足しの部分を聞くと再び怒鳴る





『硝子が起きるでしょ、静かにしろ。』





「なんなのお前ら、付き合ってんの?」





盛大なため息をつく五条だが、どちらかと言えばこっちがため息をつきたい気分だ






「倒れた原因は分かってんのか?」





『疲労、月光不足、大量出血、熱中症。』





「おうおう、十分わかってんじゃねぇか。なら寝ろ。」




『さっき起きたから寝られないんだよ。』




「あ?知らねぇよ、寝ろ。」




『理不尽、悟にぴったりな言葉だね。』




「どーいう意味だ。」




『そーいう意味。』




「こーいう?」




『そうそう。』




着地点の見つからない会話をしていると、寝ている家入の隣に立ち、寝ころんでいるこちらを覗き込んでくる





『わっ、』




片手で目元を覆られて驚いたが、その手が暖かかったせいで再び眠気が襲ってきたため、そのまま寝てしまった





 




結局起きたのは次の日のお昼時で、唯一目が覚めたことを知っていた五条は二人に話していなかったらしい

教室に湖羽が入った瞬間、家入が勢いよく抱き着き、夏油は嬉しそうに笑って頭を撫でた

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紫水(プロフ) - プスメラさん» 応援のコメントありがとうございます。展開についてお話することは出来ませんが、これからも頑張らせていただきます! (2021年1月25日 16時) (レス) id: daf4abea6a (このIDを非表示/違反報告)
プスメラ - 紫水さん初めまして、この小説は五条悟オチですか?続き頑張って下さい。応援してます。 (2021年1月25日 8時) (レス) id: 8685377221 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:紫水 | 作成日時:2021年1月23日 15時

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