入学初日 ページ3
「今年の一年生は4人だ。ここに居るお前ら3人とあともう1人いる。」
それぞれで自己紹介しとくようにと言うのは、一年担任の夜蛾 正道
「家入硝子、よろしくー。」
「私は夏油傑、よろしく。」
「…五条。」
とても簡単な自己紹介を終えると、家入が手を挙げ夜蛾に質問した
「はーい、せんせー。」
「…なんだ。」
「その子の性別はー?」
「女子だ。」
男ふたりしか確認できていない中で同性がいることが分かり、嬉しかったのだろう
答えを聞いた家入の顔は少し綻んでいる
「じゃあ今は何故いないんですか?」
「あいつは今任務中だ、だがそろそろ来ると思うぞ。」
夜蛾がそう言うと、廊下の方からコツコツと足音が近づいてきた
もう1人の一年生であろうか、ゆったりとした足取りだ
扉が開き一斉にそちらを見れば、青色の瞳孔に灰色の虹彩の瞳が特徴的な儚い雰囲気を醸し出す少女がいた
「…こいつがもう1人の一年生、湖羽白霊だ。」
夜蛾によって名前を紹介されれば、あとは挨拶だ
開かれ始めた口元に、少々の期待を含んだ視線を向ける
『…眠い。』
「「「え?」」」
「…はぁ。」
これが、現最強の五条悟が自身の高校時代に最強だったと考える 湖羽 白霊 [特級呪術師]との初対面だ
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紫水(プロフ) - プスメラさん» 応援のコメントありがとうございます。展開についてお話することは出来ませんが、これからも頑張らせていただきます! (2021年1月25日 16時) (レス) id: daf4abea6a (このIDを非表示/違反報告)
プスメラ - 紫水さん初めまして、この小説は五条悟オチですか?続き頑張って下さい。応援してます。 (2021年1月25日 8時) (レス) id: 8685377221 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紫水 | 作成日時:2021年1月23日 15時