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最推し君と守り神 ページ25

【主視点】


アーミー「A!我輩についてこい!」

『分かった!』


キャー!ついてこいだってー!隊長カッコイイー!(興奮)


アーミー「敵がすぐ来るかもしれない。油断はするなよ」


そう言いながら私達は自陣を塗りながら中央へと向かう。この試合に勝って、体調にいいところを見せよう!


――――――
【グローブ視点】


グローブ「はぁ……」


Aちゃんが人間、しかも別世界から来た子だったなんて……。今でも理解が追い付かない。でも、本人が言うんだから間違いはないだろう。


グローブ「とりあえず、またAちゃんと話がしたい……」


そうボソッとつぶやいて席を立った。そしてスタスタと歩き、タワー前でイカホをいじりながら時間が過ぎるのを待っていると、ふと誰かの声が聞こえた。


「少年よ。あの娘の事を教えてやろう」

グローブ「……誰?」

「少年よ。聞きたければ人気のないところへ来い」


そう言う声の言うとおりに薄暗くて誰もいない路地裏へと来た。そうすると、さっきの声がはっきりと聞こえた。


「少年よ。来てくれたか」

グローブ「何の用なの?」

ギル「まぁ、待て。先に自己紹介をさせてくれ。私の名はギル。この世界を守る者である」


そう言うとギルと名乗る人が出てきた。やたらと厚着した着物に、ものすごい濃いレッドカラーのヘアの男の人だ。


グローブ「守る者?何それ、新しいコスプレ?」

ギル「お前がどう感じようが構わない。少年よ。名を聞かせてくれ」

グローブ「俺はクールにイカしたマニュバー使い!グローブ!」

ギル「グローブか……。いい名だな」

グローブ「でさ、さっき言ってた「あの娘の事」って何?」

ギル「いいだろう。まずはその前に、お前はあの娘の事をどれくらい知っているだ?」

グローブ「ど、どれくらい?」


どれくらいって言われても、彼女が人間で、別の世界から来た女の子。優しくて可愛くて……




俺が一番好きな子……。



ギル「ふ〜ん、なるほどな。そこまで知っているのか」

グローブ「え!?今何したの!?」

ギル「私は人の心が読める。そこまで知っている……いや、想っているなら、私が知っていることを全て教えてやろう」

グローブ「心が……!?」

ギル「あの娘はお前に惚れこんでいる。簡単に言えば、お前は彼女の最推しということだ」

グローブ「最推し……」


なんだか嬉しいような、だけど、なんだか悲しいような……。









続く

二度目のデート→←最後の忠告は済ませた



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Mr A - すごく面白い!!!! (2021年4月15日 16時) (レス) id: 78d93eae12 (このIDを非表示/違反報告)
こむ(プロフ) - 好きです!お願いします、頑張ってください!楽しみにしてますので! (2021年1月31日 13時) (レス) id: 1f65b2d6f9 (このIDを非表示/違反報告)
爾来ちゃん(プロフ) - 燐舞音さん» アッ……ありがとうございます!え、私の推しですか!?基本的には箱推しなんですが、強いて言うならテニスバンドくんやライダーくんが好きです……^^応援ありがとうございます!!! (2020年10月2日 16時) (レス) id: e4c44997e1 (このIDを非表示/違反報告)
燐舞音 - えと...めっちゃ好きです(語彙力皆無)主様の推しって誰ですか?私はヴィンテージ君推しです(聞いてない)コロイカの小説少なかったのでめっちゃ嬉しいです!!更新頑張って下さい!!応援してます(´˘`*) (2020年9月30日 23時) (レス) id: bbd2472aaf (このIDを非表示/違反報告)
爾来ちゃん(プロフ) - 梅雨さん» ありがとうございます!! (2020年9月22日 15時) (レス) id: e4c44997e1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:爾来ちゃん | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2020年9月15日 16時

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