床ドンの後 ページ12
【主視点】
こ、この状況ってまさか……床ドンというものでは……!?
グローブ「わぁぁぁッ!!!!ご、ごめんねAちゃん!!で、でもわざとじゃないから!!!」
『……』
グローブ「……Aちゃん?」
もう、死んでもいいですわ……。ガクッ((気絶
グローブ「Aちゃぁぁぁん!!!!」
〜20分後〜
『う〜……ん?』
グローブ「やっと起きた!あの後気絶しちゃったんだよ?」
『え、うそん』
グローブ「全て現実だよ」
『マジですか』
目が覚めた私は、映画館近くのベンチで横になっていた。とりあえず重い体を起き上がらせると、グローブ君は安心したように話し始めた。
グローブ「ま、まぁ、映画楽しかったね」
『確かに!私主人公がカモメと契約した所好きだなぁ』
グローブ「分かる!まさか魔法使いがカモメになって主人公を見守っていたなんてねぇ」
『予想の135度上で笑っちゃったぁ』
グローブ「だよね〜」
映画の話で盛り上がっていると、遠くから「グローブ〜!」という声と一緒にグローブ君のチームメンバーが向かってきていた。
「あ、君がAちゃん?」
『あ、うん。私がAだよ。君達は……』
ストラップ「私はストラップだよ!」
ブロウ「俺はブロウ」
クリップ「私がクリップだよ〜。よろしくね!」
『よろしく』
グローブ「みんなが来るなんてね。どうしたの?」
ストラップ「いや〜、二人のデートの様子を見に来たんだよ〜」
『で、でで、デート!?』
グローブ「い、いや、ただ映画を見に来ただけだよ((汗」
クリップ「それにしては楽しそうじゃん?」
ブロウ「顔に出てるwww」
『ポーカーフェイスのブロウ君が言わないでくださいまし^^』
こんな感じで盛り上がっていると、いつの間にか時間はスーッと過ぎて行っており、時計の針はもう6時を指していた。
グローブ「あ、もうこんな時間だね」
ブロウ「暗くなる前に帰ろう」
グローブ「Aちゃん。俺が送るよ」
『あ、ありがとう』
ストラップ「ひゅーひゅー!」
グローブ「はいはい!もう行っていいから」
クリップ「照れてるのー?」
ケラケラと笑いながら帰って行くストラップちゃん達を見送って、私とグローブ君は映画館から出て帰路についた。
グローブ「Aちゃんって家はどこにあるの?」
『あ、家……』
しまった。私家がない!!!
グローブ「もしよかったら、暗いし俺の家に泊まらない?」
『へッ!?』
続く
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Mr A - すごく面白い!!!! (2021年4月15日 16時) (レス) id: 78d93eae12 (このIDを非表示/違反報告)
こむ(プロフ) - 好きです!お願いします、頑張ってください!楽しみにしてますので! (2021年1月31日 13時) (レス) id: 1f65b2d6f9 (このIDを非表示/違反報告)
爾来ちゃん(プロフ) - 燐舞音さん» アッ……ありがとうございます!え、私の推しですか!?基本的には箱推しなんですが、強いて言うならテニスバンドくんやライダーくんが好きです……^^応援ありがとうございます!!! (2020年10月2日 16時) (レス) id: e4c44997e1 (このIDを非表示/違反報告)
燐舞音 - えと...めっちゃ好きです(語彙力皆無)主様の推しって誰ですか?私はヴィンテージ君推しです(聞いてない)コロイカの小説少なかったのでめっちゃ嬉しいです!!更新頑張って下さい!!応援してます(´˘`*) (2020年9月30日 23時) (レス) id: bbd2472aaf (このIDを非表示/違反報告)
爾来ちゃん(プロフ) - 梅雨さん» ありがとうございます!! (2020年9月22日 15時) (レス) id: e4c44997e1 (このIDを非表示/違反報告)
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