第五十三話 「生徒会長、ステージを乗っ取られるかも」 ページ10
【主視点】
Ｊｒ「エンペラーお前何言ってんだ！」
プリンツ「一体何するの？」
エンペラー「王達生徒会が、サプライズとして何かするんだ」
エンペーサー「決めてないのか……」
『エンペラーさん……』
ワアァァァァ！！！！！！
全員「「！？」」
沈黙がしばらく続いた空気感の中、突如響いた歓声。何が起こったのか分からなかったが、この部屋に入ってきた一名の生徒により、状況が一転した。
モブ生徒「先生Ａ！大変です！ティナと名乗る女子生徒が勝ってにステージに……！」
『ティナさんが！？』
先生Ａ「なんですって！？」
モブ生徒「このままじゃ乗っ取られてしまいます！」
先生Ａ「……そうだわ！その子に時間稼ぎをしてもらいましょう！」
『え？どういうことです？』
先生Ａ「衣装が出来次第、「いつまで私のステージで遊ぶつもり？」的な登場でAちゃんが出てくればいいのよ！」
エンペラー「名案だ！」
Ｊｒ「よし、じゃあ俺達は会場の様子を見てくるぜ」
エンペーサー「ついでにいくらか誤魔化せるよう、アナウンスもかけておく」
『あ、ありがとうございます！！』
私のために優しくしてくれる人がいる、私のために必死になってくれる人がいる、こんなことがこんなにも嬉しいと思ったの、産まれて初めて！
プリンツ「足首の痛みが引いてくるまで、ここでしばらく休んでね」
『ありがとう！』
――――――
―――――
――――
〜一方、その頃の会場では〜
ゴーグル「まだかな〜？」
ライダー「もう予定時間とっくに過ぎてるぞ？」
アロハ「はーやーくーッ！」
アーミー「そう急かすな。裏でなにかやっているんだろう」
ザワ……ザワ……
そう集まった人達がザワザワと騒いでいると、突然ステージにスポットライトが付き、その中に一人の少女が現れた。
ティナ「皆ーッ！おまたせー！」
ワアァァァァ！！！！！！
メガネ「Aちゃんじゃない！？」
ティナ「今日は私のために来てくれて、ありがとー！」
アーミー「Aは！Aはどうした！？」
ライダー「急いで控室に行くぞ！」
そう言いライダーたちが体育館の裏に回ろうとしたとき、そこで偶然にもエンペラーと鉢合わせした。
ゴーグル「エンペラー！」
ライダー「おい！どうなってんだ！」
エンペラー「実はだな……」
エンペラーはAに何があったのか説明した。
続く
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りーいか - もの凄く面白いです続き楽しみにしてます、これからも頑張ってください (2020年8月8日 21時) (
レス) id: ef741216de (このIDを非表示/違反報告)
爾来ちゃん(プロフ) - 悪魔飴だよ☆さん» どもども！そんな狂うなんてｗ これからも読んでいただけると嬉しいです！ (2020年7月30日 14時) (レス) id: e4c44997e1 (このIDを非表示/違反報告)
爾来ちゃん(プロフ) - 狂旡（きょうき）さん» はい！更新頑張ります！ぜひこれからもご贔屓に！ (2020年7月30日 14時) (レス) id: e4c44997e1 (このIDを非表示/違反報告)
悪魔飴だよ☆(プロフ) - こんにちわ、悪魔飴です☆。最高です！！面白すぎて狂っちゃいそうです！！←元から狂っってる (2020年7月30日 13時) (レス) id: 1c13524a4b (このIDを非表示/違反報告)
狂旡（きょうき）(プロフ) - はじめまして、狂旡です。作品が、とても面白いです。更新楽しみにしています。これからも頑張ってください！ (2020年7月27日 21時) (レス) id: f6f2304f79 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：爾来ちゃん | 作成日時：2020年6月2日 20時
