第六十五話 「生徒会長、お昼にする」 ページ22
【主視点】
『まぁ、お昼ぐらいならいいですけど……』
アロハ「マジで！？じゃあまた迎えに来るから！」
キラキラした顔でそう言うとアロハさんは急ぎ足で教室へ戻って行った。私も続くように自分の席に戻った。そのタイミングで先生が入ってきてホームルームが始まった。
――――――
〜お昼〜
アロハ「Aちゃーん！」
『アロハさん！』
アロハ「一緒にお昼食べ((ユウナ「Aーッ！！一緒に飯食おうぜー！」
『あ、ユウナ君……』
アロハ「何だよお前！」
ユウナ「あ、俺？俺はユウナ！Aの幼馴染！」
アロハ「あっそ。例え幼馴染でも、Aちゃんとお昼食べるのは俺だから？」
ユウナ「なぁなぁA！俺自分で弁当作れるようになったんだぜ！？おかず交換しようぜ！」
アロハ「聞けよ！！」
相変わらずユウナ君は私以外の話聞かないなぁ……(;^ω^)
『あ、あの……ケンカは良くないし、三人で食べるのは……』
ユウナ「Aが言うなら俺はいいぜ！」
アロハ「……仕方ないか」
こうして私達は、校庭の端にあるベンチに座って、三人でお昼を食べることにした。私とユウナ君はお弁当、アロハさんは購買の焼きそばパンかな？
ユウナ「おお！A弁当旨そうだな！」
『えへへ、ありがとう。ユウナ君のお弁当も美味しそうだよ＾＾』
アロハ「……((ムスッ」
ユウナ「なぁA！俺の唐揚げやるからさ、お前の卵焼きくれよ！」
『うん！いいよ。はい』
私が箸で卵焼きを差し出すと、ユウナ君は一口でパクッと食べてしまった。一口大きいなぁ。なんて思っていると、アロハさんが声を荒げた。
アロハ「Aちゃん俺にもなんかおかず頂戴！焼きそばパンだけじゃなんか物足りなくて〜！」
『あ、そうなんですか？じゃあ…あ、今日頑張って作ったタコさんウインナーあげますよ』
そう言いアロハさんにウインナーを箸であげる。美味しそうに食べるなぁ。
アロハ「うわ！ちょー美味しい！！」
『ホントですか？ありがとうございます！』
ユウナ「Aはやっぱり料理が上手いな！」
アロハ「俺もAちゃんの料理好きだなぁ〜」
『な、なんかそう褒められると照れるなぁ……』
そう三人で楽しくお昼を食べていると、遠くから聞き覚えのある声が聞こえてきた。
アーミー「アロハ貴様ァ！！！」
マスク「リア充ーッ！！！」
スカル「生きて帰れると思うなよアロハ」
アロハ「あ、やっべ」
ユウナ「誰ー？」
『えー…』
続く
第六十六話 「生徒会長、ついに本番になる」→←第六十四話 「生徒会長、幼馴染に会う」
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りーいか - もの凄く面白いです続き楽しみにしてます、これからも頑張ってください (2020年8月8日 21時) (
レス) id: ef741216de (このIDを非表示/違反報告)
爾来ちゃん(プロフ) - 悪魔飴だよ☆さん» どもども！そんな狂うなんてｗ これからも読んでいただけると嬉しいです！ (2020年7月30日 14時) (レス) id: e4c44997e1 (このIDを非表示/違反報告)
爾来ちゃん(プロフ) - 狂旡（きょうき）さん» はい！更新頑張ります！ぜひこれからもご贔屓に！ (2020年7月30日 14時) (レス) id: e4c44997e1 (このIDを非表示/違反報告)
悪魔飴だよ☆(プロフ) - こんにちわ、悪魔飴です☆。最高です！！面白すぎて狂っちゃいそうです！！←元から狂っってる (2020年7月30日 13時) (レス) id: 1c13524a4b (このIDを非表示/違反報告)
狂旡（きょうき）(プロフ) - はじめまして、狂旡です。作品が、とても面白いです。更新楽しみにしています。これからも頑張ってください！ (2020年7月27日 21時) (レス) id: f6f2304f79 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：爾来ちゃん | 作成日時：2020年6月2日 20時
