第六十四話 「生徒会長、幼馴染に会う」 ページ21
【主視点】
『はぁ……はぁ……疲れた……』
ゴーグル「大丈夫？」
メガネ「ギリギリ遅刻前でよかったねぇ」
『うん、もう夜更かしはやめるわ…』
こんな他愛もない話をしていると、近くにいるであろう女子達の会話が聞こえてきた。
モブＡ「ねー聞いた？隣のクラスにイケメン転校生が来たんだってー！」
モブＢ「私見ちゃったんだよねー！ちょーイケメンだったー！」
モブＣ「えー？嘘ー！？」
『……転校生？』
ゴーグル「あー、確か隣の二組に男の子が来たみたいだね」
メガネ「確かユウナって言うんだっけ？」
『ユウナ……あ！ユウナ君！？』
ゴーグル「Aちゃん知ってｒ((ガラッ！！
「Aーーッ！！！！」
ゴーグル君が何かを言おうとした瞬間、私達のクラスのドアが勢いよく開き、褐色肌の男の子が入って来た。
モブＡ「あれ？あの子って転校生？」
モブＢ「噂通りカッコイイ〜！」
モブＣ「きゃ〜！」
ユウナ「あれ？A？」
『久しぶり〜！ユウナ君変わってないね〜』
ユウナ「おう！Aも変わってねぇな」
『いや、ちょっと綺麗になったでしょ？』
ユウナ「ちょっとほっぺふにふにになったか？」
『今日はユウナ君の命日か……』
ユウナ「冗談でございますA様」
ゴーグル「君がユウナ君？俺ゴーグル！よろしくね！」
メガネ「僕はメガネだよ」
ユウナ「ちーっす！ユウナだぜ！」
『で、いきなり教室に来てどうしたのさ』
ユウナ「え？何でって、理由はないけど？」
『あ、そう。じゃあ早く自分の教室に戻ってね。もうチャイム鳴っちゃうから』
ユウナ「チャイムがなっちゃいむ〜ｗｗｗｗ」
『＾＾……』
ユウナ「無言やめて心折れる」
私がユウナ君を押して教室の外に出そうとすると、ユウナ君の後ろから、ユウナ君についてきたであろう男の子が顔を出し、私の顔を見て驚くと、焦ったようにユウナ君にこう言った。
モブ男子「おいユウナ！この人生徒会長だぜ！？」
ユウナ「え？そうなの？」
『まぁそうなんだよね。ってなわけで、私の言うことは絶対だから早く教室に戻ってね＾＾』
ユウナ「へーい」
そう言うとユウナ君は不貞腐れた顔で帰って行った。その彼とすれ違うようにアロハさんがやってきた。後ちょっとでチャイムが鳴るって言ってるでしょうが。
アロハ「やっほーAちゃん♪今日は君にお願いがあってね〜」
『何ですか？』
アロハ「Ｓふぉ……俺とお昼食べない？」
『へ？』
続く
第六十五話 「生徒会長、お昼にする」→←第六十三話 「生徒会長、ある人から連絡が来る」
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りーいか - もの凄く面白いです続き楽しみにしてます、これからも頑張ってください (2020年8月8日 21時) (
レス) id: ef741216de (このIDを非表示/違反報告)
爾来ちゃん(プロフ) - 悪魔飴だよ☆さん» どもども！そんな狂うなんてｗ これからも読んでいただけると嬉しいです！ (2020年7月30日 14時) (レス) id: e4c44997e1 (このIDを非表示/違反報告)
爾来ちゃん(プロフ) - 狂旡（きょうき）さん» はい！更新頑張ります！ぜひこれからもご贔屓に！ (2020年7月30日 14時) (レス) id: e4c44997e1 (このIDを非表示/違反報告)
悪魔飴だよ☆(プロフ) - こんにちわ、悪魔飴です☆。最高です！！面白すぎて狂っちゃいそうです！！←元から狂っってる (2020年7月30日 13時) (レス) id: 1c13524a4b (このIDを非表示/違反報告)
狂旡（きょうき）(プロフ) - はじめまして、狂旡です。作品が、とても面白いです。更新楽しみにしています。これからも頑張ってください！ (2020年7月27日 21時) (レス) id: f6f2304f79 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：爾来ちゃん | 作成日時：2020年6月2日 20時
