Our Stories～♪3 (ページ38)

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『うざいって言われてもええくらい毎日でもお前に会いたいねん。しょーたに会わな俺も千穐楽までもたんかも。舞台で消費するエネルギーの量、俺も知ってるからさ。』

毎回、舞台が始まるとどんどん痩せてくヤスも心配やねん。食べても食べても痩せてまうって言ってたから俺が飯食わしたっても体重は変わらんかも知れへんけど、でも俺にしかできひんことあると思うねん。

ハグして隣で手つないで寝るだけでもだいぶん違うやろ？

お前が俺を癒して、俺がお前を癒したる。

『東京おる間、俺ずっとお前の家に帰ってくるわ。わんこおるからこっちのがお前も安心やろ？』

同じ期間に舞台の仕事が入ったのも何かのいい思し召しなんかもしれん。お互い切磋琢磨できるしね。

前の彼とのことを話してくれたおかげで、この子のトリセツの項目を一個増やすことができたわ。ここは素直にありがとうやな。

んで、過去の事を俺に話してくれるくらいには俺らの信頼関係も順調にいってるって思ってええんやんな。

『お前がして欲しいこと、したいこと全部ちゃんと言うてや。なんでも叶えたるし。』

2人見つめ合い、微笑み合い、スイーツな雰囲気のスイッチが入った。

「ありがとう、俺の横におってくれて。」

『それは俺のセリフやって。』