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「実は・・・前の舞台やってた時な、いっぱいいっぱいになってもおてな・・・。こっからちょっと嫌な話しするで。」


そう宣言しながら一旦深呼吸したヤス君。


「会えへん日が続いてな、辛なって泣きながら亮に電話してもたことあってん。」


 せやったんや。 


「そん時は向こうもドラマの仕事入ってた時やったから東京離れる前も時間とれんくって全然会われへんかってさ。で、結局会わんまま大阪行ってもおて、そのあげく電話越しに慰めてもらう羽目になったん。」 


なるほどね、そのエピソードやったら可愛いもんや。恋人やったらそんな事もあるやろう。あの時の2人を間近で見て俺も2人の仲を応援してたけど、まぁ2人並んだら絵になるっていうか可愛かったもんな。


と言っても今それを聞いたらやっぱりちょっとヤキモチは妬いてまうけど。 


「あ、気持ち的にもやねんけど、身体的にも慰めてもらったってことな。」 


おいっ。 なんちゅうカミングアウトや。 


「テレフォンなんちゃらってやつ。」 


いやいや、もう伝わりすぎなくらいわかってるから更なる追い打ちヤメテ・・・。最初に宣言されてた以上の威力ありすぎるって・・・。 


「それでそん時にな、自分で分かったんやけど・・・俺、疲れとか緊張がピークに達すると人恋しさが増すねん。で、ついでに性 欲も高まるん。」 


ソウナンデスカ・・・削られまくった俺のHPあとどれくら残ってるやろか・・・ 


「もちろん、やからって身近な誰かと・・とかの浮気とかは絶対せーへんし。昔みたいにお姉ちゃんのおるようなお店にいったりもせーへんし。やから毎日でも会いたいってさっきおーくらに言われて嬉しかってん。」 


ヤスくんの告白が衝撃的すぎて自分の言った言葉忘れてたわ。


でもちょっとだけHP復活。

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作者名:白花見月 | 作成日時:2021年2月8日 21時

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