Our Stories～♪3 (ページ30)

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ぎゃーーーーーーーーーーーーー！

今度はこっちが膝カックンされたかのようにキッチンの床に崩れ落ちた。

「もぉ～、自分からやってきてなんでそんなびびってんな～ｗｗｗ」

けらけら笑いながらのっぺらぼう・・・もといヤスくんが近づいてきた。

思わず後ずさり。

あかん、腰抜けた・・・

いまだ立たれへん俺の代わりにキッチンの電気つけてくれたお陰で、やっとこさヤスくんの全貌が見れ状況が判断できた。

「あ、忘れてた、パックまだつけたままやった～。最近な、むっちゃ乾燥してたから久しぶりにローションパックしてたん。」

顔からお面(パックシート)はずしながら言うヤスくん。目に涙ためて笑ってる場合ちゃうって。

いや、もう、まじで・・・。

暗闇 x (フード + ローションパック)x スマホの灯 = ホラーやって・・・

情けないかなヤスくんってわかってても恐怖でしかなかったわ。

だって振り返ったらお化けやったって映画とかでよくあるパターンやん！