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言うだけ言って颯爽と部屋を出て行った村上氏。去り行く後姿が妙にかっこいい。でもものすごい大きな爆弾の導火線に火をつけていったな、あの人。
ということでこの部屋に残されたのはすばる君と年下組。相変わらずまだみんなぼーっとして色んな事消化できんくて、発する言葉を探してる。
んーでも、こっからどうしたらええんや。どうすんねん、どうすんねんっ。村上君に指摘されたとおり章ちゃんに頼ってまうとこやった。章ちゃんも俺の袖ずっとにぎってきてこの後どうするか探ってきてる。可愛い/// これは俺を頼ってきてんやよな！
よっしゃ、ここは俺が男を見せな！そもそもは俺が原因やしな。腹くくったぞ。章ちゃんとみんなにばれんようにこっそり深呼吸。ついでに章ちゃんの手をぎゅっと握り勇気をもらい、章ちゃんに目で合図を送る。
「章ちゃん。俺ももうこそこそすんの嫌やし、大事な仲間やのに隠し事すんの嫌やなって思ってたから、もう全部言わせてもらうな。」
こくんとうなずく章ちゃん。可愛い///(もういいってか)この可愛い章ちゃん守れるのは俺だけや！
誰にも触らせん。
誰にも傷つけさせへん！
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作者名：白花見月 | 作成日時：2016年5月23日 20時
