13 ページ13
パチパチパチパチパチパチパチパチパチパチ！！
先陣を切って拍手をするすばる君に続き、後の２人もまさかのスタンディングオベーション。マルなんて俺とおんなじくらい涙流してる。
「よぉ言った、亮！悔しいけど今日のとこは完敗や。そこまで言われたら俺らなんも言えるかいっ。まぁ言うても当の本人のヤスがあんな目で見つめる相手なんて亮だけやろ。俺らのアイドルのヤス大事にしたれよ。でもな1個だけ言うといたるわ。せやから言うて俺らの可能性が０になったちゅう訳ちゃうからなっ！確かにメンバーなかで付き合うんやったら亮ってラジオでも言うてたけど、最終的に結婚相手に選ばれたんは俺やからな。」
にやりと怪しい笑みを浮かべるすばる君。元々この人にめっさ憧れとるし、考え方の根本が似てるだけに恐ろしい…。
でもこれって俺らの仲認めてもらったってことでええんやんな？！最後の含みのある台詞は気になるけど太鼓判おしてもらったやんな？！俺の思いをすべて出し切りほっとして涙でぐしゃぐしゃの顔のまま、同じく力が抜けたようにソファーに座り込んでる章ちゃんの膝に崩れ落ちていってしまった。
そんな俺の頭をいつもより優しく撫でてくれる。すばる君が言ったように章ちゃんの目、うぬぼれかも知れんけどいつもより慈しんでくれてるように見える。
はぁ、なんとか章ちゃんの恋人のままでおれたみたいでほんま良かった･･･。めっさ疲れたけど･･･。めっさ恥ずかしい事みんなの前で声高々に言うてもおたけど･･･。いやあっ//
にしてもめっさカロリー消費したわ…。ライブのあとになんやねん、この無駄に体力使う事は･･･。はぁっ、この後２人っきりになったらいっぱい甘えさせてもらうねん･･･。
「さて、ということで、このまま自分の部屋に帰るんもなんか悔しいし悶々とするだけやから、このままこの部屋でみんなでつぶれるまで飲むぞ！」
というすばる君の言葉を合図にまた元気になって、結局部屋に居座り続けた3人。なんか勝手にルームサービス頼んどるし。長居する気満々やんけ！
なんでやねーん！！！いつまでたっても2人っきりでラブラブできひんやんかー(泣)
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 80人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「関ジャニ∞」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：白花見月 | 作成日時：2016年5月23日 20時
