続き ページ8
気のせいか？
好きって言われたような…………
気のせいやよな。うん。気のせいやわ
俺なんかを好きなんて気のせいやわ
『…………トントン？』
「！！なっなんや？まだ起きとったんか？」
『トントンだって……いや、何でドキドキしてるん？』
「ふぁ！！きっ気のせいや！」
ドキドキせぇへんはずないやろ
だって好きなやつと一緒におるんや
ましてや、一緒に寝とる状態や
めっちゃ良いにおいするし、なんか色々と柔らかいし……
生き地獄や
『……ねえ、トントン。少しお話しして良い？』
「…………エエで」
返事するとAは静かに語り出した
この城に来たすぐに一般兵に襲われそうになってたときに助けてくれた人がいたの
その時は名前も知らなくて、ただ格好いい人だなって素敵だなって思った
その後、お兄ちゃんにその事を伝えたらね、すぐに誰かわかったみたいで幹部たちを全員集めて私を紹介してくれた
元々料理が得意だったからすぐに幹部専属になったけどその人はあまり食べに来てくれなかった
その時はまだお兄ちゃんしか頼れないし、でも幹部だから忙しいし他の人とも全然話もできなくてどうしようってなってたらその人から話しかけてくれた
でも、本人に言えないから笑って誤魔化そうとした
でも、作り笑いがバレちゃった
お兄ちゃん譲りでバレたことなんてなかったんだけどね
だから聞いたの
何でごはん食べに来てくれないんですか？
私が作ったのは食べたくありませんか？って
そしたらさ、その人慌てちゃって
ちゃう、忙しかっただけやからって
私の手続きのために色々としてくれてただけだった
理由がわかったら何だか申し訳なくて
ああ、私この人のお手伝いしたいなって思ったの
だから総統に直接言いに行った
『私を書記長補佐にしてくれませんか？』
って
何でって聞かれたけど答えは決まってた
『一目惚れしたんです
好きな人を助けたいと思うのはおかしいですか？』
そう言ったら総統に笑われた
笑いながらOKが出たんだ
だから、私は料理部隊が出来るまで、皆の補佐になるまで貴方の補佐になったの
『あの日、助けてもらわなかったらどうなってたかわからない
ずっと私が困ったときに必ずお兄ちゃんじゃなくて貴方が来てくれた
初めて会ったあの日からずっとトントン、貴方が好きです』
…………ああ、先に言わせるなんて
ホンマに馬鹿やな。俺は
「聞いてくれるか？俺の話も」
俺が一目惚れした女の子の話を
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白ごま(プロフ) - 亜葵さん» あわわわっコメントありがとうございます（泣）面白いって言ってもらえるなんてそんな……ふぇ？良作ですか？んんんんんっそう言ってもらえるなんて本当に恐縮です（泣）ありがとうございます（泣）(語彙力どこいった？ (2021年4月26日 4時) (
レス) id: bba1a3ae28 (このIDを非表示/違反報告)
亜葵(プロフ) - 初コメ失礼します！面白かったです...！！素晴らしい......良作.........と思いました...(語彙力) (2021年4月25日 23時) (レス) id: 61f24077cd (このIDを非表示/違反報告)
ReiHeta(プロフ) - 白ごまさん» 楽しみに待ってる(*^^*) (2021年4月9日 21時) (レス) id: c3bc9cbe67 (このIDを非表示/違反報告)
白ごま(プロフ) - ReiHetaさん» 駆け足で書いたのであまり話がまとまってないんですよね(^.^; 実は別に短編で書いていたのですがあきらかに間に合わないので慌ててこっちに書いたんです。なので短編のはまだ書きかけのまま。ぼちぼちそれは仕上げますね(^^) (2021年4月9日 21時) (レス) id: bba1a3ae28 (このIDを非表示/違反報告)
ReiHeta(プロフ) - 白ごまさん» 記念日小説お疲れ様です (2021年4月9日 14時) (レス) id: c3bc9cbe67 (このIDを非表示/違反報告)
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