もしもの話 ページ33
アンケートに無かった方々と料理部隊の方々とで全員ではないですが書いてみようかな……と……
完全片想いで叶わぬ恋や、全く気づいてもらえないや、無自覚片想いで書いてみるのもいいかなって思ってます
勿論、両想いも書きますよ
では、もしものお話。始まります。
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好きだったんだと気付いたのはあの子が皆に報告したとき
自覚して、失恋をした
幸せそうに笑うあの子を見ているだけでこちらも幸せになる
でも、隣で笑ってほしかった
もっと早く気づいていれば何か変わっていたのだろうか？
そう考えれば考えるほど胸が苦しくなった
痛くて、痛くて、それでも痛みに耐えて無理やり笑顔で居続けた
身体の不調に気付いたのは直ぐだった
食事が喉を通らない
好きな酒も飲めない
医者に……といってもここの軍医は自分である
自分で自分を見るしかないのだ
薬を飲む気にもなれない
そもそも何も喉を通らないのだから薬も飲めない
医務室には常に誰かがいる訳じゃない
神の面をつけているから顔色もバレない
だから誰にも気づかれない
はずだった
『…………しんぺいさん、最近ご飯食べないですよね？』
「そう？ちゃんと食べてるよ」
『お酒も全然減らないですよ』
「最近飲みすぎだったから控えてるからね」
『…………痩せたというよりもやつれましたね』
「……気のせいじゃない？」
『顔色も悪いですよ』
「…………」
『ちゃんと私を見てください！』
雑面の中でずっと逸らし続けていた視線
気づくはずがないと思っていた
『ずっと見てくれていないじゃないですか！視線、全然合わせてくれないじゃないですか』
私の事が嫌いになりましたか？
私の事が嫌になりましたか？
私の事が邪魔になりましたか？
私という存在が邪魔ですか!?
そう言って泣くこの子を見て何て酷い事をしていたんだろうと初めて気づいた
『私がロボロをとったから？ロボロと付き合い出したから？私が……』
私が憎いですか？
私が作ったものは食べれないですか？
違う
違うんだ
そうじゃないんだ
ただ
気づいた自分の感情をどうしたらいいのかわからなくて
避けていただけなのに
泣いているこの子を抱き締めてあげることもできない
そんな自分が嫌なだけなのに
『私が、要らない子だから……』
違う
「違う！」
急に大声を出したことに自分でも驚いた
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白ごま(プロフ) - 亜葵さん» あわわわっコメントありがとうございます（泣）面白いって言ってもらえるなんてそんな……ふぇ？良作ですか？んんんんんっそう言ってもらえるなんて本当に恐縮です（泣）ありがとうございます（泣）(語彙力どこいった？ (2021年4月26日 4時) (
レス) id: bba1a3ae28 (このIDを非表示/違反報告)
亜葵(プロフ) - 初コメ失礼します！面白かったです...！！素晴らしい......良作.........と思いました...(語彙力) (2021年4月25日 23時) (レス) id: 61f24077cd (このIDを非表示/違反報告)
ReiHeta(プロフ) - 白ごまさん» 楽しみに待ってる(*^^*) (2021年4月9日 21時) (レス) id: c3bc9cbe67 (このIDを非表示/違反報告)
白ごま(プロフ) - ReiHetaさん» 駆け足で書いたのであまり話がまとまってないんですよね(^.^; 実は別に短編で書いていたのですがあきらかに間に合わないので慌ててこっちに書いたんです。なので短編のはまだ書きかけのまま。ぼちぼちそれは仕上げますね(^^) (2021年4月9日 21時) (レス) id: bba1a3ae28 (このIDを非表示/違反報告)
ReiHeta(プロフ) - 白ごまさん» 記念日小説お疲れ様です (2021年4月9日 14時) (レス) id: c3bc9cbe67 (このIDを非表示/違反報告)
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