脅威の嫉妬 ページ12
『シャオちゃん！ゾム知らない？』
訓練中のシャオロンを見つけ聞いてみる
「ゾム？今日はまだ見てへんで。またダクトで移動して悪戯でもしとるんちゃうか？」
『あれ？まだ来てないの？』
返ってきたのは意外な言葉
戦うのが大好きなゾムだからいると思ったんだけど、訓練場にはいなかった
悪戯中かぁ
エミさんかなぁ？
それとも時間的に食堂に行っちゃったかな？
すれ違ったかぁ？
『そっか、ありがとう』
「もう帰るんか？もうちょっとおったらエエやん」
そのうちゾムも来るんちゃう？
戻ろうとしたら呼び止められてしまった
まあ、急ぐわけでもないし、少しくらいなら別にいいかな？
後になって凄く後悔した
この時に戻ってたらって
でも、どんなに後悔しても遅かった
ああ、お兄ちゃんにまた怒られるな
「なんでゾム探しとんの？」
『ああ、いつもこの時間に食堂に来るからお弁当作ったの』
行き違いみたいだけどね
「ふーん。弁当ねぇ」
聞かれたから答えたのに何だか素っ気ない
横を見てみると何だか拗ねたようなそんな顔をしたシャオロンがいた
『シャオちゃん？』
どうかした？私なんか気に触ること言った？
そう言うと、いやいやちゃうで。Aにじゃないからな
と、言われた
私にじゃない？じゃあ誰に？
『シャオちゃ……「何しとん？」……』
聞こうとしたら後ろから声をかけられた
振り向くとそこにはシャオロンと同じように拗ねたようなイライラしているようなそんな空気を纏ったゾムがいた
『あっゾ……「なんや、やっと来たんか。A待たせて飯でも食ってきたんか？」……』
『ちょっ、シャ……「なんでお前が一緒におるんや？」……』
「Aが弁当作ったって言ってくれたから食うとこやけど？」
『だからシャオちゃ「は？お前んとちゃうやろ？」』
「だからなんなん？おらんかったんお前やろ」
「は？お前なんやねん」
「ん？シャオロン様やけど？お前こそなんなん？Aの彼氏でも何でもないくせに」
「それはお前かて一緒やろうが」
「いや、一緒とちゃうで」
「は？」
『本当に二人ともちょっと落ち着いてよ！』
「A、俺な、お前の事好きやで。勿論恋愛的な意味で」
『へ？』
「だから、俺にしとかへん？」
『シャオちゃん？何言ってるん？』
本当に急に何？
それに私がずっと好きだったのは
「シャオロン、お前死ねや」
そんな事を考えているとゾムが静かにそう言った
その次の瞬間
ゾムがシャオロンに斬りかかった
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白ごま(プロフ) - 亜葵さん» あわわわっコメントありがとうございます（泣）面白いって言ってもらえるなんてそんな……ふぇ？良作ですか？んんんんんっそう言ってもらえるなんて本当に恐縮です（泣）ありがとうございます（泣）(語彙力どこいった？ (2021年4月26日 4時) (
レス) id: bba1a3ae28 (このIDを非表示/違反報告)
亜葵(プロフ) - 初コメ失礼します！面白かったです...！！素晴らしい......良作.........と思いました...(語彙力) (2021年4月25日 23時) (レス) id: 61f24077cd (このIDを非表示/違反報告)
ReiHeta(プロフ) - 白ごまさん» 楽しみに待ってる(*^^*) (2021年4月9日 21時) (レス) id: c3bc9cbe67 (このIDを非表示/違反報告)
白ごま(プロフ) - ReiHetaさん» 駆け足で書いたのであまり話がまとまってないんですよね(^.^; 実は別に短編で書いていたのですがあきらかに間に合わないので慌ててこっちに書いたんです。なので短編のはまだ書きかけのまま。ぼちぼちそれは仕上げますね(^^) (2021年4月9日 21時) (レス) id: bba1a3ae28 (このIDを非表示/違反報告)
ReiHeta(プロフ) - 白ごまさん» 記念日小説お疲れ様です (2021年4月9日 14時) (レス) id: c3bc9cbe67 (このIDを非表示/違反報告)
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