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「ちょっと待て、お前どこから来た！」
木の上に登り屋敷の中を偵察していたら出入口の方から聞こえてきた声
そっちを見てみれば門番の前にエーミールが立っていた
相手は剣を既に抜いている
胸ぐらを掴まれ、今にも攻撃されそうだ
《ちょお!エミさん一人で行動しとんねけど！》
《は！？》
《行ってくる！》
インカムでそう伝えると登っていた木の上から降りようとした
そう
降りようとしたのだが、思いとどまった
エーミールの両手に握られているものを見たから
《……ロボロ、もうすぐ合図があると思うからそしたら皆で行くで》
《は？合図？》
《エミさん………ブチギレてますわ》
《……よーし、合図があったら突入や。皆、武器持てやー》
エミさん
怪我はするなよ
「だから、お前なぜここにいる！」
「……お届けものですよ」
「は？荷物なんて来るなんて聞いてないぞ。それにその荷物はどこにある？」
「……そんなに大きなものではないんですよ。小さな物なので。そう……
こんなに小さいんやわ！」
そう言うとエーミールは男の口に小さな箱のようなものをブチ込んだ
その瞬間
男の口の中で爆弾が爆発した
口に爆弾を突っ込んだ瞬間、いつものおっとりした雰囲気のエーミールではなく、我々国幹部エーミールがそこにいた
そう
ボマーエーミールが
爆発した音を聞いて中から何人もの人が出てくる
一斉にエミさんに向かって銃を向ける
だが
それが撃たれることはなかった
来ることがわかっていたのだろう
いつの間に仕掛けていたのかわからないがエミさんがしかけていた爆弾が次々に爆発していく
「エミさん！」
そこで木を降りた俺はエミさんのとこに駆け寄る
「ゾムさん、偵察はもうええんか？」
何もなかったかのようにそう言うエーミール
「……もういらんやろ？」
「そうか？」
ってかいつ仕込んだん？
ん？ここ来たときにあの門番が少しだけいなかったやん？
そんときに
……実はめっちゃ怒ってる？
逆に聞くけど怒らへんやつおるん？
そう笑顔で言ったエミさんがめっちゃ怖かった
普段怒らんやつほど怒らせたらガチでヤバい
《えらいわかりやすい合図やな。皆、行くで！》
ロボロのその掛け声で
一斉に中に突入した
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白ごま(プロフ) - ミミさん» コメントありがとうございますm(_ _)mそんな好きだなんて言ってもらえて光栄です(泣)そのうえ一気に読んでもらえるなんて…本当にありがとうございますm(_ _)m中々更新できずにいますが声援に答えて頑張りますね (2022年7月9日 7時) (
レス) id: 4077e8578c (このIDを非表示/違反報告)
ミミ - すごい好きです！白ごま様の小説をつい一気読みしてしまいました。これからも頑張ってください！ (2022年7月9日 6時) (レス) @page46 id: 36851762ec (このIDを非表示/違反報告)
白ごま(プロフ) - 柚衣さん» えっあの…まずはコメントありがとうございますm(_ _)mそんな大好きだなんて……しかも一気読みですか!?そんな…そんな…私も大好きです！亀みたいに遅い更新速度ですが頑張ります！ (2022年3月13日 9時) (レス) id: 4077e8578c (このIDを非表示/違反報告)
柚衣 - つい、一気に読んでしまいました！白ごまさん様のつくる作品も、白ごまさん様も大好きです！これからも、頑張ってください(^∇^) (2022年3月13日 8時) (レス) @page42 id: a954c39e8d (このIDを非表示/違反報告)
ReiHeta(プロフ) - 白ごまさん» そうだね。折り返し地点だから頑張る (2021年4月3日 13時) (レス) id: c3bc9cbe67 (このIDを非表示/違反報告)
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