第69χ「まさかのタイムスリップ」 ページ28
斉木side
いつもと同じように、
外では鳥の鳴き声がし始め、
カーテンの隙間からは朝陽が差し込んでくる、
そんな当たり前のように毎日やってくる朝。
しかし、
今日はいつもの朝とは違った。
斉木(よし、支度をして学校へ…
…………
９秒だけ待って？)
まずここはどこだ？部屋？外？木の上だ。
僕が寝てる間に部屋ごと瞬間移動してしまった可能性が高い、
よって今の僕がとるべき最善の行動は、
部屋を元に戻すこと。(この時間約９秒)
でも待てよ…
なんだ？この街、僕の住んでいる街に似ているが、ところどころ違う。
…………まさかここ、
過去か未来、どちらかの世界か？
……まぁいい、きっと部屋ごと時間を戻せば元の世界に帰っ……
………………？
〜公園〜
？？「それじゃあお母さんちょっと行ってくるから。
すぐ戻ってくるからここにいてね。変な人についていったらダメよ」
？？「うん、わかった…」
……この声、
少し高くて幼いが、間違いない、
Aさんだ……！
ということはここは過去か！
……あの公園はたしか、Aさんが誘拐されかけたところじゃ……
……まさか、
今日があの日なのか？
A「あ……
いけない、メガネ汚しちゃった……
どうしよう、これがないと……」
？？「……ねぇ君、可愛いね」
A「えっ？」
？？「お母さんが呼んでたよ、おじさんと一緒に行こう。
ほら、お菓子を買ってあげるから」
A「え……や、やだ……
離して……」
斉木(僕の妹に何か用か)
？？「えっ……
あ……い、いえ、何も。
……それじゃあ……」
………………やむを得なかった。
こんなところを黙って見過ごすわけにはいかなかった。
バタフライ効果を知っているか？
タイムスリップして飛んだ過去を変えてしまうと、
元の未来に戻れなくなる可能性があるのだ。
僕のことを不思議そうに見上げているAさんを見て、僕は思った。
もしかしたら、
もうあの未来には帰れないかもしれないと。
続く (更新停止中)
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めぐりん - 作者さんシメられてしまってるみたいなので斉木くん助けてあげて…！！(￣◇￣;) (2022年8月27日 13時) (
レス) @page28 id: 267018758d (このIDを非表示/違反報告)
ぱちか(プロフ) - ☆Erika☆さん» 窪谷須にシメられてネタが地平線の彼方まで消えたんです(ただのネタ切れ)読んでくださってありがとうございます！ (2020年8月18日 1時) (レス) id: d0111942b6 (このIDを非表示/違反報告)
☆Erika☆(プロフ) - 作者さん…亜蓮にシメられたのかな…？ (2020年8月16日 14時) (レス) id: d587067f73 (このIDを非表示/違反報告)
ぱちか(プロフ) - ポテチさん» ありがとう！！(歓喜) (2019年2月19日 18時) (レス) id: 3ae799aef9 (このIDを非表示/違反報告)
ポテチ - あ。好き(確信) (2019年2月19日 18時) (レス) id: 2c916e2ca1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぱちか | 作成日時：2018年8月17日 13時
