第53χ「彼シャツ」 ページ11
斉木side
A「ふぁ〜…お風呂ありがとうございました」
久留美「ふふ、いいのいいの♪」
A「あの…この服…えっと…」
久留美「お義母さんでいいわよ？」
A「ふえぇぇお義母さん！！？//」
久留美「だって、くーちゃんのこと本気で大好きなんだなって見てわかるもの♪
そんなAちゃんだからそう呼んでほしいなって思っただけよ」
A「……///え、えっと…//お、お義母さん///」
久留美「ふふ、なぁに？」
A「この服…お義母さんのですか？なんか、やけにぶかぶかなような…」
久留美「あぁ、その服はくーちゃんのよ♪」
A「えぇぇ！！？///」
久留美「こういうのなんて言ったかしら、えーっと…シャツ、なんとかシャツ」
斉木(彼シャツだろ)
久留美「あぁそうそうそれ！彼シャツ！」
斉木(じゃねーよ何してんだ母さん)
久留美「えっ、テレビで言ってたわよ？彼シャツは燃え要素なんだって…」
斉木(「萌え要素」なんて慣れない言葉使うから変換間違えてるぞ)
まったく…
彼シャツ、それは彼女が彼氏の服を着ること。
もちろん少しぶかぶかになるのだが、そこがまたいいのだと世の中は言う。
だがそんなもの、僕はなんとも思わな…
A「？？」
斉木(…………)
なんとも……
A「……斉木くん、こういうの好きですか？」
斉木(……)
久留美「あ、返事しないってことは悪くないってことだわ」
不覚……
思いのほか悪くない…！！彼シャツ…！！
久留美「はいっ、じゃあ一晩Aちゃんをお願いねくーちゃん」
斉木(…は！？僕の部屋！？)
久留美「あら、だって私達と一緒じゃ落ち着かないでしょ？」
A「えっ、そ、そんなこと…！というか私はリビングのソファーで十分です！！」
斉木(いやそんなことは僕がさせない)
久留美「大丈夫大丈夫、パパがくーちゃんの部屋に近づかないよう私が見張ってるから」
いや母さん！！
交際を反対しなかったことまではよかったが、なんでそこまで無駄に寛大なんだ！！
妙な心配するな！気を遣うな！
なんか死にそうになる！！
A「…で、でも私、斉木くんの部屋ちょっと見てみたいかも…//」
斉木(！！)
……仕方ない……
僕はAさんの頼みは断れないんだ……
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めぐりん - 作者さんシメられてしまってるみたいなので斉木くん助けてあげて…！！(￣◇￣;) (2022年8月27日 13時) (
レス) @page28 id: 267018758d (このIDを非表示/違反報告)
ぱちか(プロフ) - ☆Erika☆さん» 窪谷須にシメられてネタが地平線の彼方まで消えたんです(ただのネタ切れ)読んでくださってありがとうございます！ (2020年8月18日 1時) (レス) id: d0111942b6 (このIDを非表示/違反報告)
☆Erika☆(プロフ) - 作者さん…亜蓮にシメられたのかな…？ (2020年8月16日 14時) (レス) id: d587067f73 (このIDを非表示/違反報告)
ぱちか(プロフ) - ポテチさん» ありがとう！！(歓喜) (2019年2月19日 18時) (レス) id: 3ae799aef9 (このIDを非表示/違反報告)
ポテチ - あ。好き(確信) (2019年2月19日 18時) (レス) id: 2c916e2ca1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぱちか | 作成日時：2018年8月17日 13時
