【敵連合】私は敵連合の…【3】 (ページ6)

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105話ページ6

「轟の奴ソッコーチーム決めやがったぜ！爆豪！！俺と組もう！！」
「クソ髪」
「切島くんですよ勝己くん！」
「覚えろ！！」

勝己くんは切島くんのことクソ髪って言ったけど、ツンツンヘアーは2人とも変わらないと思うけどな…。

「おめェどうせ騎手やるだろ！？そんならおめェの爆発に耐えられる前騎馬は誰だ！！？」

切島くんの個性は硬化だったはず。確かに前騎馬にふさわしいかもしれない。

「………………根性ある奴」
「違うけどそう！！硬化の俺さ！！ぜってーーブレねえ馬だ！奪るんだろ！？1000万…！」

緑谷くんを出汁にするとは、勝己くんを燃えさせる誘い方ですね。

「4人までだからあと1人か」
「そうですね」

美奈ちゃんや砂藤くん、どれも個性は素晴らしいけどこのチームをより良くする人材は…

「私的には瀬呂くんの個性が1番バランス良くしてくれると思いますよ」
「じゃあお前」
「やったー！！ありがとう還現地！！」
「いえ、事実を述べただけです」

こうして4人集まり、爆豪チームが出来た。

「そういやAの個性よく知らねえ」
「そういえば話してなかったですね」
「確かに個性把握テストでも還現地全然個性使ってる素振り無かったしよ」

それはあまり個性把握テストじゃ役に立たないような個性だからなんだけどね。

「戦闘訓練でも圧倒的な身体能力をほとんど駆使していた…ってことはパワー系か！？」
「それは違ぇだろ。さっきの障害物競走でしろはゼロ点ロボの下を走って時も、終盤個性使い始めた時も手がなんか光ってた」

勝己くん意外とよく見てらっしゃる。順位近かったのもあるか。

「勝己くんの言う通りです！私の個性は還元、人や物を元に戻す個性です」
「ど、どういうことだ？」
「それってとてつも凄そうな気がすんだけど…」

凄いより正直自分でもよく思う、これはとても危ういものだ。

「自制せずに使うと危ない個性です。ですが自制すれば、一時的に光を浴びせると個性を発動出来なくなります」
「最強じゃん！」
「相澤先生に似てるな」
「じゃあAは近付いてきた奴らを個性発動させるな」
「はい！がんばります！」

凄く雑だけど15分が経ったので作戦会議終了。必ず上位へ導いてみせます！勝己くんが戦闘訓練のように暴走しなければの話ですけどね…。

『さァ上げてけ鬨の声！！血で血を洗う雄英の合戦が今！！狼煙を上げる！！』

周りを見ると私達のチームは740ポイントですか、結構高い方ですね。