104話 ページ5
「うわあっ」
『緑谷間髪入れず後続妨害！！なんと地雷原即クリア！！』
それはまずいよ緑谷くん、既に爆発した物は還元出来ない…！
『今一番にスタジアムへ還ってきたその男ーーー…緑谷出久の存在を！！』
「ハァッ…ハァ……疲れ、た…」
結局最後の緑谷くんの地雷が3人の中で1番まともに食らって4位。はあ、汗かいてきた。きっと弔くん見てるのにかっこ悪いところ見せちゃったな。
「また…くそっ…！！くそが…！！！」
勝己くんのまたって戦闘訓練でのことかな…？
『さあ続々とゴールインだ！』
皆走り終わって集まって戻ってきた。
「予選通過は上位42名！！！」
やっぱりA組とB組が占めている。
「さーて第二種目よ！！私はもう知ってるけど〜〜…何かしら！！？言ってるそばからコレよ！！！！」
大きい電子版に「騎馬戦」と表示された。
「騎馬戦…！」
「個人競技じゃないけどどうやるのかしら」
2〜4人のチーム制で障害物競走の順位でポイントが振り当てられるのか。5ずつ増えていくということは…私は195ポイントか。
「1位に与えられるポイントは1000万！！！！上位の奴ほど狙われちゃうーーーー…下克上サバイバルよ！！！」
1位の緑谷くんに一斉に視線が集まった。1位のポイント死守しちゃえば確定1位じゃん…凄い。でも、その分確実に他のチームから狙われるな。
「それじゃこれより15分！チーム決めの交渉タイムスタートよ！」
「「「15分！！？」」」
さて私は誰と組むべきか…
「俺と組め！！」
「えー爆豪私と組も！？」
「僕でしょねえ？」
わあ勝己くん人気者だ！性格を抜いても3位で個性も凡庸性高いしね。
「勝己くん私と組みましょー！」
「…しろならいい」
「ありがとうございます！」
「けどてめェらの個性知らねェ何だ！？」
「B組ならまだしも！！周り見てねーんだな！！」
ははは、流石勝己くんだ。
※(作者の雑談)
唐突ながら、Twitterの垢作りました。好き勝手やるかもしれませんが、ここでのイラスト書いていったりリクエスト受けたりするつもりです。良ければどうぞ〜
↓
@yumenokumo_502
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作者名：夢乃雲 | 作成日時：2020年1月20日 17時
