11話 ページ12
目を開けるとそこは薄暗かった。辺りを見渡すと、BARのような場所で、どうやら私は毛布を掛けられてこのソファの上で寝ていたようだ。
「目が覚めたか」
赤い目をしていて唇はカサカサで割れていて、顔に手…？を付けている男性が、カウンター席から話しかけてきた。
「お、おはようございます」
とりあえず、声を掛けられたので挨拶をした。
「おはよう」
彼は少しニヤッとして返してきた。
「ここは、どこですか？」
「BAR兼俺のアジト」
「そうなんですか」
「驚かねえのか？」
「いえ、アジトというものを初めて見まして…」
「そうか」
驚いてないというと嘘になる。だがBARというものにもアジトというものにも恐らく初めて入ったから興味がある。
「あの、何故私はここで寝ていたのでしょうか」
「あァ、お前は外で怪我して気を失ってたからだ」
「そうだったんですか！」
自分をよく見ると体は傷だらけで包帯やら絆創膏が貼られていた。
「いたっ…」
「おい大丈夫か？」
「あ、はい……治さなきゃ…」
「？」
私はそっと足に手を当てた。数秒で私の足の傷は治った。
「…！ーーーーーーー」
彼が驚いた顔をして何かを小さい声で呟いた気がした。
「なんて今言ったんですか？」
「いや、なんでもない。ところでなんで路地裏で倒れてたんだ？」
「なんでって……いたっ」
「おい！」
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夢乃雲(プロフ) - 妖狐さん» ご丁寧に教えて頂きありがとうございます。訂正しました。 (2020年8月16日 4時) (
レス) id: 9def37a5c3 (このIDを非表示/違反報告)
妖狐(プロフ) - 46話なんか変じゃないですか？同じ文章が繰り返してますよ 私の勘違いだったらすみません (2020年8月15日 23時) (レス) id: 9d9b92a8ce (このIDを非表示/違反報告)
つかつか(プロフ) - 39，2って死ぬ気が(( (2020年4月27日 4時) (レス) id: f416c95a7c (このIDを非表示/違反報告)
エドワード - 嫁にしたぃぃぃ (2020年1月7日 23時) (レス) id: 09090d6677 (このIDを非表示/違反報告)
エドワード - ひぇぇ……とむとむかわえぇ…ひぇぇ…… (2020年1月7日 23時) (レス) id: 09090d6677 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夢乃雲 | 作成日時：2019年12月9日 22時
