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汗で湿ってしまった服を着替え
薬を飲みベッドに入ると
冷やすものがないからと
外に出かけようとするAを引きとめて
そばにいてほしいと
わがままを言った
Aは『うん、』
と嬉しそうに小さく頷き
せめて、と冷やしたタオルを持ってきて
額に乗せた
いつもAが寝ているベッド
彼女の香りに全身が包まれるような感覚で
熱のせいもあってかクラクラする
次第に意識が遠のき
気が付いたら眠っていたようで
目が覚めたころには
朝日が昇り始めていた
横を見ると
彼女がベッドの縁に突っ伏して寝ていた
少しふっくらとした
柔らかい頬が
呼吸に合わせて上下する
『ん、』
愛おしい頬に
触れようと手を伸ばすと
それが届く前に
長いまつげが揺れる
「ごめん、起こしちゃった？」
『ううん、体調どう？』
重ために開いた瞼も
眠たそうにゆっくりとする瞬きも
少しだけ掠れた声も
全部が自分だけしか見られない
特別なものだと思うと
ドキドキして仕方がない
「すごくよくなった
ほら、熱もないでしょ？」
そんなドキドキを隠して
まだ眠たそうにしているAのおでこに
自分のおでこをくっつける
『、っあ、うん、ない！
ないない！』
重たく開いていた瞼が
ぱっちりと開き
顔を真っ赤に染めながらそう答える
顔を近づけただけで
わかりやすく動揺しているAが
昨日、服を剥ぎながら
強く自分のことを引きとめた女性と
同じ人だなんて信じられない
「っふ、」
『なに…』
「可愛いなぁと思って」
『、何それ
っ…顔洗ってくる！』
思わず吹き出して
それに拗ねるAの後について
自分も洗面台に向かう
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shiro(プロフ) - 美紀さん» コメントありがとうございますm(__)m読んでくださってありがとうございます！これからも更新頑張りますのでよろしくお願いします☆彡 (2021年4月1日 14時) (
レス) id: 6582ec5665 (このIDを非表示/違反報告)
美紀(プロフ) - SnowMan大好きです亮平君と翔太君と涼太君寄りのオール担当です最高です更新大変だと思います頑張ってください応援してますコロナウイルスに気をつけてくださいね (2021年3月30日 15時) (レス) id: e19dcb272d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：shiro | 作成日時：2021年2月9日 0時
