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「ひとめぼれってほんとにあるんだなって思った」
『私も！毎日大ちゃんのこと考えてまし…考えてたっ』
「まじで！？
俺たち同じ気持ちだったんだね〜嬉しい！」
Aちゃんの小さくて柔らかい手を握り
熱を感じながら駅のほうへ歩く
敬語は無しにしようという俺の提案に
頑張る、といいつつ
まだ抜けきっていないところも
可愛いところを見つけてしまったと
嬉しくなる
本当はちゃんと回数を重ねてから
ちゃんと告白するつもりだった
でも『帰る』といった彼女を引きとめたのは
今伝えなければ二度と会えなくなるような
儚い空気を感じたから
たぶんあのまま帰していたら
一生後悔してただろうな…
「俺Aちゃんのこと
ずーっと大事にするから」
『ありがとう、
私もずっと大ちゃんのそばにいたい』
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
『大ちゃん、これすっごい良かったよ！』
「それめっちゃよかったっしょ！
この巻が特に泣けるんだよな〜」
『私もそこ泣いた〜〜っ』
あれから何度もデートをしたり
お互いの家に泊まったりをして
困っていることがある
それは
会うたびにAちゃんのことを
好きになっていること…っ！
ひとめぼれから始まった恋
少女漫画みたいな出会いをして
それがお互いに想いも同じで
それだけでも十分奇跡なのに
会話、仕草、声、顔
どれをとってもかわいくて
愛おしくてたまらない
そしてAちゃんも
同じでいてくれているのか
最近はグッと距離も近くなって
まるでずっと昔から
知り合っていたかのような
空気感で安心する
いまも隣で
貸した漫画の感想を
楽しそうに話しているのをみて無性に…
『でもここのシーンも好きなんだよね！
私はこの主人公がここで……』
「ねぇAちゃん」
『ん？』
「だいすき」
『え、ちょ、大ちゃん…っ！！』
振り返ったAちゃんの頬に
軽くキスをすると
真っ赤な顔をして
「私もだよ」なんて言うから
たまらず抱きしめる
出会わせてくれた神様がいるなら
その神様が嫉妬するくらい
Aちゃんを愛してやろう
そして絶対幸せにする
きっとあの日Aちゃんに飲み込ませた不安を
絶対に後悔させないために
手と手 Daisuke.S
fin.
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shiro(プロフ) - 美紀さん» コメントありがとうございますm(__)m読んでくださってありがとうございます！これからも更新頑張りますのでよろしくお願いします☆彡 (2021年4月1日 14時) (
レス) id: 6582ec5665 (このIDを非表示/違反報告)
美紀(プロフ) - SnowMan大好きです亮平君と翔太君と涼太君寄りのオール担当です最高です更新大変だと思います頑張ってください応援してますコロナウイルスに気をつけてくださいね (2021年3月30日 15時) (レス) id: e19dcb272d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：shiro | 作成日時：2021年2月9日 0時
