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まさか会えるなんて
本当にびっくりしたけど
それよりも嬉しさに
震えてしまいそうだった
平然装ったつもりだけど
正直いざ目の前にすると緊張して
自分の振る舞いを覚えていられない
勢いでご飯いこうなんて
誘ってしまったけど
彼女は嬉しそうにぜひ！と言ってくれた
もしかして彼女も
俺と会うために…？
なんて自惚れたことを考えてしまうほど
舞い上がってしまう
「あ、そうだ自己紹介！
佐久間大介です！」
『佐久間さん！』
「大ちゃんって呼んでよ！大介でもいいし！」
急にそんな風には呼べない、と
首を横に振る姿すら
愛おしく感じてしまう
彼女はAちゃんというらしい
昨日まで
名前も知らなかった女の子のことを考え
今はその女の子と会話をしている
なんか不思議だなぁ〜
そして
会話をしているうちに
やっぱりこの子のことが好きだと
そう思って胸が熱くなる
「あ、Aちゃんって
このゲームしってる？」
『あ！これ！最近始めたんです！』
「まじ！？今のイベントめっっちゃアツい」
『わかります！特にこれとか！』
「うわー！！わかる！！！やばいよね！！」
ゲームの話で盛り上がって
スマホの画面を見せ合っているうちに
お互いの顔が
少しでも前に身を乗り出したら
触れてしまいそうなほど
近くなったり
そのたびに鼻をかすめる
甘いバニラのような香りに
クラクラする
永遠にこの時間が続けばいいのに
そう思った
店をでて
他愛もない会話をしながら
フラフラと歩く
『佐久間さんっておもしろいですね』
なんて頬を少し赤らめながら言うから
今すぐにでも抱きしめたくなる
これが運命ってやつなのか？
なんて浸っていると
Aちゃんが急に立ち止まった
『え…？あれ…佐久間さん？』
そう聞いてくる彼女の指さすほうを見ると
店の壁に貼られたsnowmanのポスターが
キラキラとライトに照らされていた
「そうだよ、知らなかったのか〜〜」
『す、すみません…疎くて…』
知っているかどうかなんて
どうでもよかったのに
彼女はポスターを見つけてから
申し訳なく思っているのか
明らかにシュンとしていた
「いいんだよ？気にしなくて！！
俺らまだまだこれからでっかくなるから」
『でも…あの、
私帰りますっ』
「え…」
さっきまで隣で楽しそうに笑っていたのに
突然深刻そうな顔で帰るなんて
言い出す彼女の腕を咄嗟につかむ
「どうしたの？」
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shiro(プロフ) - 美紀さん» コメントありがとうございますm(__)m読んでくださってありがとうございます！これからも更新頑張りますのでよろしくお願いします☆彡 (2021年4月1日 14時) (
レス) id: 6582ec5665 (このIDを非表示/違反報告)
美紀(プロフ) - SnowMan大好きです亮平君と翔太君と涼太君寄りのオール担当です最高です更新大変だと思います頑張ってください応援してますコロナウイルスに気をつけてくださいね (2021年3月30日 15時) (レス) id: e19dcb272d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：shiro | 作成日時：2021年2月9日 0時
