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二人がそう言うと
部屋のドアがゆっくり開き
そこには
『…翔太！？！？』
「A…まじでごめん。
俺自分のことばっかりで
怖がって、Aのこと
ずっと傷つけてた、ほんとにごめん」
翔太は部屋に入ってくると
吸い込まれるように
座ったままの私を強く抱きしめ
ごめん、ごめん、と何度も謝った
この場に翔太がいるこの状況よりも
初めて見る翔太の震えながら謝る姿に
驚きを隠せなかった
『翔太…』
深「ごめんね、翔太がまじで不器用すぎて
俺ら見てられなくて」
深澤くんは
翔太に抱きしめられ放心状態の私の前にしゃがみ
「ははは、めんどくせー」と楽しそうに笑う
舘「じゃあ俺ら帰るから」
そして二人は
「仲良くしなよ」と残して部屋を出た
『…いつからいたの…？』
ギュウ、と音がしそうなほど
強く回された腕をほどき
翔太の顔を見ると
最後にいってらっしゃいと見送ったその日より
少し痩せているような気がした
そして泣いていたのか
目は赤くうるんでいた
「ふたりがはいったあとすぐ」
『そっか、ひさしぶりだね
ちょっと痩せた？』
「わかんない、」
静かに鼻をすする翔太の頬を
両手で撫でながら
相変わらずきれいな肌だな
やっぱり少し痩せたな
なんて思えることに
心の底から幸せを感じた
『翔太？』
「…ん？」
『…ごめんね、私翔太に甘えてた
翔太のこと大好きだしずっとこうしたかった』
「俺もずっと素直になれなかった、ごめん
Aのことほんとにすき、」
そう言うと翔太のきれいな目から
一筋の涙が伝った
翔太もこんな顔するんだ…
『…っふふ』
「なんだよ…」
『幸せだなと思って』
「ふっ、ほんとだな」
二人して涙で顔を
ぐしゃぐしゃにしながら笑いあう
こんなに愛おしい人が近くにいるのに
言葉一つ、行動一つたりないだけで
逃してしまいそうになる
めんどくさい、そう思うこともあるけど
それを乗り越えるたび
二人の愛は強くなっていくのかもしれない
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shiro(プロフ) - 美紀さん» コメントありがとうございますm(__)m読んでくださってありがとうございます！これからも更新頑張りますのでよろしくお願いします☆彡 (2021年4月1日 14時) (
レス) id: 6582ec5665 (このIDを非表示/違反報告)
美紀(プロフ) - SnowMan大好きです亮平君と翔太君と涼太君寄りのオール担当です最高です更新大変だと思います頑張ってください応援してますコロナウイルスに気をつけてくださいね (2021年3月30日 15時) (レス) id: e19dcb272d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：shiro | 作成日時：2021年2月9日 0時
