my love to you

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「ひぃ、どした？お腹すいたー？」
「う〜〜あっ、うぅああ……！」
「おむつ？パパちょっと抱っこして」
「うん」

おむつが重いか確認するために絋菜を抱っこした。するとピタッと泣き止んだ。あれ？

「あれ？泣き止んだ」
「どうしたんだろう……？」

泣き止んだなら大丈夫かな、と寝かすとまた泣き出した。ええっ、どうしたの絋菜！？

「ひぃ、パパに抱っこして貰いたいんだね」
「えっ」
「ふふっ」
「……へへっ、なんだひぃちゃんそうなの？」

抱っこした腕の中でぱちぱち瞬きしてる絋菜。もー！ちゅーしてやる！

「りゅうもだっこ〜！」
「りゅうはママね。順番こ」
「うん！」

抱っことねだる隆斗をひょいっと抱き上げるのは本当に流石ですママ。可愛い息子と娘を抱っこした俺達はそのままソファーに座った。

「あ、ねぇ写真撮ろうよ」
「良いね！撮ろう撮ろう！」
「インスタ上げる？」
「んー、今日は良いや！」
「そっか」

携帯をインカメにして何枚も写真を撮る。インスタに上げてもいいけど、何だろう。ちょっと秘密にしたいっていうか、俺だけのものっていうか、ね。

「ひぃちゃん♡ちゅ〜♡」
「あ、隆斗」
「ママ、ちゅ〜♡♡」

パパがママに、隆斗が絋菜にちゅーをした一枚が撮れた。
今までで一番かも！これさっそくホーム画面にしよ！でもって皆に自慢しよ！

(パパそれ私にも送っといて)
(ママもホーム画面にする？)
(うん)

今市家のママ→←今市家のパパ

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