今市家の朝 ページ2
アラームが鳴っても暫くはベッドから出ないで、隣にいる湯たんぽを抱き締めた。もぞもぞとすり寄ってくるのが可愛くて手を伸ばして携帯を取る。カメラのアプリを起動させて、ちょうど胸元辺りが写るように調節して写真を撮った。
「はぁ〜〜今日も可愛い♡」
「んぅ〜〜ぱぱぁ……？」
「ん〜〜〜……！！」
「おはよぉ〜」
ほんとそっくりだよなぁ、と皆に言われると笑顔を見せる息子。そんな愛息子の可愛さに朝から悶えるてると足音が近付いてきて、部屋のドアが開いた。
「パパー、隆斗ー起きなー」
カーテンを開けて部屋に光をいれる愛しい愛しい奥さんに、俺と隆斗は素直に起き上がった。
「おはよママ♡」
「ママおはよ〜♡」
「はい、おはよう」
ベッドから降りて朝の挨拶をすればママにぎゅっと抱き付く隆斗。それに彼女はくしゃくしゃと寝癖まみれの頭を撫でる。そして俺もぎゅーっと抱き付いてからおはようのキス。
「ん、トーストだけどジャムどうする？」
「りゅうはいちご！」
「んー、俺もいちごにする」
「はーい、じゃあ顔洗ってきてね」
「はいっ！」
「いい返事♡」
三人で部屋から出て、途中で男二人は洗面所に寄る。鏡を見るとまぁ似たように頭を爆発させる俺達。面白いから臣に見せよ〜と写真をぱしゃり。先に自分の顔を洗って、踏み台を置いて隆斗が届くようにしてからきちんと洗えるか見守る。
「できてる？」
「ばっちり！」
イエーイ！とハイタッチしてママの待つダイニングに向かう。
ダイニングテーブルにはもう朝ごはんが並んでいて朝から腹が鳴る。
「パン！」
「はい、頑張って塗ってごらん」
「うん！」
椅子に座って一生懸命ジャムを塗り始めた隆斗。それを見ながらコーヒーを飲めば既にジャムが塗られたトーストが目の前に表れた。
「ありがとう♡」
「もー、朝からハートばっかり」
「え〜、ちゅーしたい勢いだけど？」
「ばぁか」
ちゅっ
ばぁか、なんて言いながらも頬っぺにキスしてくれたママについつい隆斗の前だってのに顔がゆるむ。もー、俺の奥さん可愛すぎるでしょー！
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shiro(プロフ) - senaさん» senaさんコメントありがとうございます！好きと言ってもらえてとても嬉しいです:->これからも更新頑張ります！ (2018年11月1日 1時) (
レス) id: 8d46f4c2ff (このIDを非表示/違反報告)
sena(プロフ) - ここ小説が好きです!これからも更新を楽しみにしてます！ (2018年11月1日 0時) (レス) id: f1e1b6af5a (このIDを非表示/違反報告)
shiro(プロフ) - atokさん» atokさんコメントありがとうございます！ほのぼの目指してこれからも更新していきたいと思います^ ^ (2018年6月7日 1時) (レス) id: 13138cc3d9 (このIDを非表示/違反報告)
atok(プロフ) - 隆二クン大好きで読ませて頂いてます。メンバー家族ほのぼの感がとても好きです。 (2018年6月7日 0時) (レス) id: b336124363 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：shiro | 作成日時：2018年5月29日 0時
