全ては君のもの。

14話 親友side 3年前 ページ15

これは私が教えちゃいけないよね。



3年前……


キヨ「A！今日さ！俺の家でゲームしようぜ！」

A「あんたどんだけゲーム好きなのよ！ww」


いつ見ても二人は仲良くて、喧嘩してもすぐ仲直りして…

いいなぁ。って思ってた。


だって私は、キヨくんが好きだったから。


キヨくんは女子とほとんど話さなかった。
そう、ずっとAと話して
キヨくんがAの事を好きなのは、知ってた。


でも、自分の気持ちを知って欲しくて


打ち明けた


友人の名前「好き。」


キ「……ごめん。」


やっぱり

友人の名前「だと、思った。キヨくんはAが好きなんだよね？」


キ「は？！いや、ちげーし！そうゆうんじゃ、ねえし」


友人の名前「え。まさか自分で気づいてなかったの？wうわ、にぶーww」


キ「いや、俺あいつ以外と話さねーし。わかんねーよ」

友人の名前「んー、じゃあ他の女子とも話せばわかるんじゃない？現に今私と話してるけど、なんとも思わないでしょ？」

キ「….うん。」


友人の名前「まあ他にもいろんな人と会話してみなよ。それで自分の気持ち、わかるんじゃない？」


キ「ん。そだな。」

友人の名前「それと、私が告白したこと、ちゃんと覚えといてよね？かなり勇気出したし。」

キ「おー。ありがと」




そのあと二ヶ月くらいかな？
キヨくんが他の女子と話してたの見たのは

キ「俺、友人の名前が言ってること、わかった」

友人の名前「やっとわかった？」

キ「うん。俺、他の女子と話しても、楽しくなかった」


うわなんだそれw結構ひどいなw

キ「俺、Aの事が、好きだ」

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