君と出会えたから。

9話 キヨside ページ10

夜9時

キ「んー、どうしよ」


IDを教えてもらったのはいいけど

かけんの？かけてどうすんの？
うぃーすって？！
それ大丈夫かな…

相手女の子だし、緊張するっての





………よし！男は度胸！



意を決してかけた俺。

…………………あれ？でないな

まさかこのままでないのかなー
へこむわー



プツ


A「も、もしもし」


キ「あ、えっと、ども。」

おいおいきょどるな俺

落ち着け


A「初めまして！ルルです。よろしくお願いします」


キ「……っとキヨです、よろしく。」


こんなのいつもの俺じゃねえ

いや人見知りだから最初はこうだけど！
態度わりーとか思われたくないしな


A「もしかして、キヨさんって人見知りですか？」


バレバレじゃんか


キ「…そうwwwルルさんは？」


A「私もwww今手がすごく震えてるんですよwww」


キ「俺も俺もwww緊張すんなーwww」


A「あ、私のことは呼び捨てで大丈夫ですよ！キヨさんの方が年上だと思うのでwww」


キ「そか、じゃー俺のことも呼び捨てでOK。さん付けとかあんま慣れないからさ！」


A「あ、えと、じゃあ….キヨ？」


あ、やばい
可愛い。

キヨ？ってなんで疑問形なんだよ！
可愛すぎるだろ！


キ「そんな感じwww敬語もいらん！www」


A「あ、はい！」

キ「はい？」

A「あwwwうん！w」


キ「よろしい！wてか動画みてくれてありがとな」

A「いえ！こちらこそ！ありがとうございます！」


また敬語に戻ってるし。まぁそのうち慣れるか。




どの実況が面白かったとか、こーすけ、フジ、ヒラの話とかして
あっという間に時間が過ぎて行った


キ「んでさー！そんときフジがwww」

A「あっははっwやばいやばい！w」


もう敬語もなくて、俺達はすっかり慣れていた


女の子でこんなに話しやすいの

ルルだけだ。



キ「っと、そろそろ寝ないとな！夜遅く寝るとお肌荒れるわよ！」

A「誰だよwwwでも、そうだね！そろそろ寝ないとー！」

キ「じゃぁ、寝るか。」

A「うん、おやすみ。」


キ「あ、待って。LINE教えて」


A「あ、いいよー！」


LINEを教えてもらって
俺達はおやすみーと言って切った。

明日の朝にでも送るとしよう


俺は友達追加をして眠りについた

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