ヤンデレな僕 (ページ9)

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君に告白1 ページ9

A【え？なにこれ……】

私は驚愕した…だって目の前には仲の良い二人が喧嘩をしているからだ

しばらくボーッとしていたが喧嘩の仲裁に入らねば！と思い、自然に身体が動いた

A【ちょっと！喧嘩はやめて！はい！これ二人とも！クレープ食べて落ち着いて】

二人【やったぁ大成功～♪】

私は意味がわからず頭にハテナマークが沢山並んだが後にそれがドッキリだとわかった

A【もう！やめてよね～！マジで焦ったんだから！】

そのあとはそのドッキリネタで話は盛り上がりあっという間に帰る時間になった

A【帰る時間か～…あっという間だったねー！…じゃあそろそろ店を出て家に帰りますか(笑)】

私はそう言いながら席を立ち上がろうとしたすると杏里が

杏里【あ、え～っとその事なんだけどAちゃん先に帰っててくれないかな…？私秀くんと話したいことがあってさ…ね？いいでしょ？】

桐島くんがえっ？僕に？と言っていたのを横目で見ながら私は杏里に

A【いいよ！また明日集合場所で会って一緒に行こうね！ばいばーい！！】

私は二人に大きく手を振りながら、その場を後にした………

～Aが帰った後～
杏里side

…Aちゃんが手を振りながらばいばいと言ってくれた…そしてAちゃんは私の視界から見えなくなったのを確認してから秀くんにこうきりだした

杏里【ねぇここでは話しづらいから私の家の玄関のとこで話しましょ？(Aに見せたことない笑顔を向けて)】

秀【…っあ…別にいいけど…僕このあと予定あるから手短にお願いできるかな？】

杏里【ええ、勿論よ…手短に話すわだから早くいきましょ？】

杏里はそういって秀の手をとりそそくさと自分の家までの道のりを歩き出す…そして数十分後家について家の鍵を開け秀を招き入れる

秀【お邪魔……しま…す】

秀くん緊張してるのかな？可愛いと思いながらも…

杏里【あのね…秀くん…私…秀くんのこと…好きなの……私と付き合ってください…(照れながら)】

秀【え？…あ、ごめん…無理】

彼は短くこう言った……私はと言うと…

杏里【なんで？…他に好きな人でもいるの？】

すごく焦った…まさか秀くんが断るなど杏里の予想にはなかったからだ

秀【うん僕、好きな人がいるんだ…だからごめん…鈴宮さんの気持ちは嬉しいけど受け取れない…これから僕と会うとき気不味いかもしれないけど友達でいてね】

彼は淡々と事を話した…でもその言葉には一切の感情も籠ってなかった