あっ、腕が…っ! ページ3
『んー…まぁ、そういうこっちゃ。とりま中に入ろう?』
「はいろーっ!」
「っ、…わかった。」
結局なんとか言いくるめ、お持ち帰り完了((
『よっしゃ、入ろ…
…ちょ、誰か私のポケットから鍵出してぇ…!』
やべ、鍵閉めてたの忘れてた。テヘペロ((
「…"らしょうもん"。」
すると、隣に立っていた黒い子が、"羅生門"と唱えた。
するとびっくり。彼の外套がうぞうぞと動き、其が私のパーカーのポケットに入ってきた。
『ぅえっ?』
「おとなしくしていろ…。」
そしてポケットから鍵が出た。そのまま扉の鍵穴に差し込み、鍵を開ける。
『…めちゃ便利だな、それ。』
正直言って羨ましい。と思った。
***
漸く中に入ることが出来た私
『あ゙あ゙…腕がやばいぃ!』
ずっと買い物袋を持っていた為か、腕が痺れている。
「よわいな。」
「おねーちゃん、うでへいき?」
『二人の反応に泣ける。』
…まぁ、可愛いは正義だしね。
『…えーっと、や、やつがれくん?』
「やつがれくんではない。やつがれはあくたがわ。」
『いや、ややこしいな!
下の名前教えてくれる?』
「なぜきさまなどに名をいわなければならぬ…。」
『もう一度云おう。
下の名前は…?』
素直に名を教えてくれないので、黒いオーラを出して問う
「っ、りゅ…りゅうのすけ…。」
どうやら怖かったようです。プルプル震えてるし。
『ん、龍之介…か。長いから、龍と呼ばせてもらおう。
取り合えず…お風呂入ろうか。』
汚れているし。と付け足すと…
「ふ、ふろ…。」
ピシリ、と固まってしまった。何故。
92人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「文豪ストレイドッグス」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
審神者 - 私も馬になりたい...... (2019年3月28日 1時) (レス) id: a0d58c73ef (このIDを非表示/違反報告)
白(プロフ) - 烏鴉さん» 癒されていって下さいな(笑) (2017年12月29日 21時) (携帯から) (レス) id: 654834ecb1 (このIDを非表示/違反報告)
烏鴉(プロフ) - 癒されますぅー (2017年12月29日 21時) (レス) id: 093afcfb59 (このIDを非表示/違反報告)
白(プロフ) - 驟雨(cinnabar)さん» お楽しみに!!!! (2017年12月28日 23時) (携帯から) (レス) id: 654834ecb1 (このIDを非表示/違反報告)
驟雨(cinnabar) - 白さん» 旧双黒...楽しみです!! (2017年12月28日 23時) (レス) id: 138e63448f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:白 | 作成日時:2017年12月2日 9時