真っ黒な子 ページ2
『…えっ､と…』
はい､誰か助けて下さい､切実に｡
エコバッグ両手にこれはキツい｡腕がもげる｡
なので早く家に入りたいのですが…
その家の前に､黒の外套を着たショタが居ります｡
.
｢おねーちゃん…?だいじょーぶ?うでふるえてる…｡｣
『は､はは…もう限界､声掛けるか｡』
震える腕､そして敦くんにひきつった笑み｡
色々と限界なので､声を掛けることにした｡
.
.
『ねぇ､そこの君｡』
｢ケホッ…だ､れだ…｡｣
『ああ､私は七瀬 A｡君､大丈夫?』
｢へいき､だ…ゲホッ､ケホッ…!｣
私が声を掛けると､咳をした彼｡
『(咳が酷い…風邪か?
体調も余り良くないだろうし…)
まぁ､取り合えず…私の家に入ろう?』
｢っ､放っておけばよいものを…なぜやつがれにかまう?｣
『いや､構ってると云うか､普通に君の体調が悪そうだったからさ｡
顔色も余り良くない｡
治るまで家に居ること!これは私の命令なのです!』
｢…なぜ､｣
『いや､ただ単に君をお持ち帰り…コホンッ､君に元気になって欲しいからさ!!(必死)』
あ､やべ｡お持ち帰りとか言いかけた｡
すると敦くんが…
｢ねぇ､きみ!｣
と､声を挙げた｡
｢…だれだ｡｣
｢ぼくはあつし!
あのね?おねーちゃん､すごくいいひとなんだよ!ぼくにごはんつくってくれるし…とってもやさしいんだ!
だから､きみもいっしょにおうちはいろう?｣
『あ､敦くん…!(ﾄｩﾝｸ)』
敦くんの言葉にときめいてしまった｡
なんという不覚か…!
____
(文字数ぅ…!)
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審神者 - 私も馬になりたい...... (2019年3月28日 1時) (
レス) id: a0d58c73ef (このIDを非表示/違反報告)
白(プロフ) - 烏鴉さん» 癒されていって下さいな(笑) (2017年12月29日 21時) (携帯から) (レス) id: 654834ecb1 (このIDを非表示/違反報告)
烏鴉(プロフ) - 癒されますぅー (2017年12月29日 21時) (レス) id: 093afcfb59 (このIDを非表示/違反報告)
白(プロフ) - 驟雨(cinnabar)さん» お楽しみに!!!! (2017年12月28日 23時) (携帯から) (レス) id: 654834ecb1 (このIDを非表示/違反報告)
驟雨(cinnabar) - 白さん» 旧双黒...楽しみです!! (2017年12月28日 23時) (レス) id: 138e63448f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白 | 作成日時：2017年12月2日 9時
