16.放課後､帰り道｡ ページ17
『んっ…ぐぅー!』
あれから授業も終わり､下校時刻となった｡
僕は背中を伸ばす｡
すると背中と腰がバキ､と鳴った｡あ､やべ｡おじいちゃんかよ｡
『うﾞー…じいちゃん｡』
｢いきなりどうしたん!?｣
『おー､うららかぁー｡』
麗日って可愛いよな｡ほんわかしてて､いかにも女の子って感じがする｡別に羨ましくなんかない｡
『うー､腰が…って､かっちゃんだ｡一緒に帰ろー｡』
そこに丁度来たかっちゃん｡なので捕まえた｡
｢あﾞ!?んでテメェなんかと帰らなきゃなんねぇんだよ!!｣
『ぼっち回避｡』
｢ざけんな!!｣
よし､帰ろう｡
***
『そんなに怒るなって｡』
｢ﾁｯ､｣
『なんと言う理不尽の極み｡まぁそこが良いけども｡』
会話が成り立たない中､僕たちは並んで歩く｡
一見不良に見えるが､実は彼は僕の歩幅に合わせてくれている｡見かけによらずいい奴なんだよね｡
『あー､ほんとにそーゆーところが好き｡』
｢は!?
っ､大体なんで俺なんだよ!｣
他にも居るだろ｡と彼は言う｡
『…僕は君が好き｡だって可愛いし｡
可愛い…いや､それだけじゃない｡
不良っぽい見た目の癖にいい匂いするし､尖った髪が案外柔らかくてビックリ｡更に言うと赤い目｡綺麗で吸い込まれそうだよ｡そして意外にも初心って言うね｡ギャップが激しすぎるよ｡』
ここまで言って隣を見てみると､彼は顔を赤くしていた｡
ああ､やっぱり初心だ｡可愛い｡
＿＿＿＿
全然弄ってないな…すみません｡
17.朝がきました｡おはよう｡→←15.あ､どうも､うどん信仰者です｡
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 136人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
うどん - わたしうどんって名前でやってて、思わず吹き出しましたww (2018年1月16日 22時) (
レス) id: 7e80ac9e35 (このIDを非表示/違反報告)
白い人｡(プロフ) - 紫苑さん» うどん信仰者(笑)ですからね｡ きっと爆破されたに違いないでしょう｡← (2017年12月31日 19時) (携帯から) (レス) id: 654834ecb1 (このIDを非表示/違反報告)
紫苑(プロフ) - 火炎ちゃんはうどん愛に溢れてますね♪きっと殴った後は爆破されたことでしょう (2017年12月31日 18時) (レス) id: 3603310884 (このIDを非表示/違反報告)
白(プロフ) - いあさん» ありがとうございます!ツンデレは美味ですからね(笑) これからも頑張りますのでよろしくお願いします! (2017年12月25日 7時) (携帯から) (レス) id: 654834ecb1 (このIDを非表示/違反報告)
いあ - ツンデレ良いですよね♪好きです これからも頑張ってください！ (2017年12月25日 0時) (レス) id: c76abc877d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：白 | 作成日時：2017年12月18日 22時
